米澤奈々香

米澤 奈々香のプロフィールと競技歴

米澤奈々香（よねざわ ななか）は、2004年2月24日に生まれた日本の陸上競技選手で、特に中距離や長距離種目で注目を集めています。静岡県浜松市出身で、陸上競技においては数々の大会で優れた成績を収め、若手選手としての地位を確立しています。現在は名城大学に在学し、競技と学業の両立に努めています。

競技歴

彼女の陸上キャリアは2018年に遡ります。この年、浜松市立北浜中学校の3年生で、全中陸上1500m競技にて優勝を達成します。この時のタイムは4分27秒42で、彼女の才能が注目され始めました。その後、同年10月にはジュニアオリンピック1500mでも優勝し、さらなる実績を上げました。

2019年には仙台育英高校に進学し、そこでも活躍が続きます。12月には全国高等学校駅伝競走大会で、学校が優勝し、米澤は2区4kmを担当し、区間6位でフィニッシュしました。この実績により、彼女は競技界での評価をさらに高めました。

2020年には、日本選手権1500mに出場し、強敵の田中希実選手に次いで2位を獲得。彼女のタイムは4分15秒62で、個人の記録を更新しました。また、同年の全国高等学校駅伝競走大会では3位に終わりましたが、自身としてはアンカーでの走りが評価されました。

2021年のインターハイでは1500mで歴代3位のタイム4分14秒74を記録し、日本人選手としては1位に輝きました。3000mでも日本人1位での3位入賞を果たし、さらに全国高等学校駅伝競走大会では再び優勝を経験しました。

2022年には名城大学に進学し、学業の傍らで競技に励みました。10月の全日本大学女子駅伝対校選手権大会では、名城大学の6連覇に貢献し、区間賞を獲得。12月には世界クロカンU20日本代表選考競技会5000mで優勝し、世界クロスカントリー選手権大会の代表に内定しました。

2023年には、バサーストで開催された世界クロスカントリー選手権大会に出場し、U20女子6kmで28位に入賞。さらに、U20アジア選手権では5000mで優勝し、1500mでもメダルを獲得しました。これにより、彼女は中距離・長距離ともに卓越した実力を証明しました。

自己記録

米澤の主な自己記録は以下の通りです。

• - 1500m: 4分14秒74（2021年7月29日）高校歴代3位
• - 3000m: 8分59秒57（2021年9月25日）高校歴代7位
• - 5000m: 15分31秒33（2021年12月4日）高校歴代6位

今後の彼女のさらなる活躍が期待される中、米澤奈々香は若手選手として日本陸上界での未来を担う存在となることでしょう。

もう一度検索