福山雅治の6枚目の
シングル『約束の丘』は、
1992年10月28日にBMGビクター(現・Ariola Japan)から発売されました。前作のバラード曲「Good night」がスマッシュヒットを記録したことを受け、改めて自己を見つめ直すための一曲として制作されました。
楽曲解説
『約束の丘』は、全作詞・作曲を
福山雅治が手掛け、編曲は
星勝が担当しています。タイトルになっている「約束の丘」は、福山の故郷である
長崎市にある稲佐山がモデルとされています。楽曲は、締め切りに追われる中で、当時住んでいた
川崎市のアパートで窓を開け放ち、吹き込む風を感じながらギターを弾いていた際に生まれたそうです。この曲は、2000年と2009年に
長崎市稲佐山公園野外ステージで開催された凱旋ライブでオープニングを飾りました。ライブではアコースティックギターで演奏されることが多いですが、2012年の横浜スタジアムでのライブではエレクトリックギターで演奏されたこともあります。2015年の凱旋ライブではオープニング曲ではありませんでしたが、オープニングMCの後で披露されました。
カップリング曲の「ふたつの鼓動」は、編曲を
森英治が担当しています。この曲は、福山にとって非常に思い入れが深い楽曲で、多忙なスケジュールのため、レコーディングよりも先にディスクジャケットの撮影を行う必要がありました。そのため、先にタイトルを決めてから制作に取り掛かるという、通常とは異なるプロセスで制作されたため、特別な思い出が残る一曲になっているそうです。
また、本作には「約束の丘 (Original Karaoke)」も収録されています。
ミュージシャン
本楽曲の制作には、以下のミュージシャンが参加しています。
福山雅治(作詞・作曲)
星勝(編曲「約束の丘」)
森英治(編曲「ふたつの鼓動」)
タイアップ
『約束の丘』は、以下のメディアで使用されました。
TBS系『
テレビ近未来研究所』エンディングテーマ
アサヒスーパードライ「うまい!を明日へ!」プロジェクト篇 CMソング(吹奏楽によるインストゥルメンタル)
収録アルバム
『約束の丘』は、以下のアルバムに収録されています。
タイトル未定(後日追記)