紺野まひる

紺野 まひる（こんの まひる）

1997年4月12日生まれの紺野まひるは、日本の女優であり、元宝塚歌劇団雪組のトップ娘役です。大阪府豊中市で育ち、雲雀丘学園を卒業しました。彼女は160cmの身長を持ち、血液型はA型で、愛称は「まひる」です。現在はフラームに所属しており、舞台やテレビで幅広く活動しています。

来歴

紺野まひるは、1994年に宝塚音楽学校へ入学し、その後1996年に82期生として宝塚歌劇団に入団しました。入団時の成績は3位で、その才能は早くから認められていました。初舞台は月組公演「CAN-CAN／マンハッタン不夜城」となり、その後雪組に配属され、新人公演で初ヒロインを務めました。その後も正統派の娘役として多くの作品で活躍し、特に新人公演やバウホール公演では多くのヒロイン役を演じました。

2002年2月には雪組のトップ娘役に就任し、絵麻緒ゆうとのコンビで「殉情」と「追憶のバルセロナ」で大劇場お披露目を行いました。彼女の宝塚でのキャリアは約6年で、その中でトップに就任したものの、2011年の「追憶のバルセロナ」東京公演をもって、絵麻緒と同時に退団しました。この早期退団は多くのファンに衝撃を与えました。

退団後、紺野は芸能活動を再開し、特にテレビドラマでの活動が目立ちます。2003年にはWOWOWのドラマ「俺は鰯-IWASHI-」に出演し、その後も数多くのテレビドラマに登場しています。特に、NHKの連続テレビ小説「てるてる家族」や「おひさま」、「スカーレット」、「カムカムエヴリバディ」など、幅広い役柄で知られています。

主な舞台

彼女が宝塚歌劇団時代に出演した主な舞台作品には、月組の「CAN-CAN」、雪組の「エリザベート」、「虹のナターシャ」、「ささら笹舟」などがあります。特に「殉情」や「追憶のバルセロナ」は、彼女のトップとしての姿を印象付ける作品となっています。退団後も舞台への出演は続いており、2018年には音楽劇「浅草キッド」にも登場しました。

プライベート

紺野まひるは、2008年に中学時代の同級生でありパイロットの男性と結婚し、二児の母となりました。彼女の家庭生活についてはあまり多くが公開されていないため、プライベートは非常にプライベートに保たれています。

受賞歴

彼女は、宝塚歌劇団在籍中に数回の受賞歴があり、特に1999年には『宝塚歌劇団年度賞』の1998年度新人賞を受賞しています。また、2000年には『阪急すみれ会パンジー賞』の新人賞も獲得しました。

まとめ

紺野まひるは今もなお、日本の芸能界で活躍する実力派女優です。彼女の優れた演技力や美しいルックスは、観客の心をつかみ続けており、今後の活動にも期待が寄せられています。

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