絶対に笑ってはいけない地球防衛軍24時

『絶対に笑ってはいけない地球防衛軍24時』

この特別番組は、日本のバラエティ番組『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』の一環として2013年12月31日から2014年1月1日にかけて放送されました。放送時間は午後6時30分から翌日午前0時30分までで、静岡県の富士フェニックス短期大学跡地や富士スピードウェイをロケ地として使用しました。26局での同時放送が行われ、視聴率も第1部で19.8%、第2部で17.2%の高数字を記録しました。

概要

本企画は「笑ってはいけないシリーズ」の11作目で、シリーズ最高の6時間のオンエア時間を達成しました。未公開シーンを含めると合計9時間に及びます。特に注目されたのは、出演者の中に新たに改名した月亭方正が加わり、罰ゲームのコールも変更された点です。視聴者は罰を受けた回数も楽しむことができ、DVDは2014年12月にリリースされました。

舞台とキャラクター

番組の舞台は「ガースー黒光り地球防衛軍」という架空の組織で、様々なミッションに挑むメンバーたちが描かれます。科学特捜隊の制服を基にした新たなコスチュームに身を包んだメンバーたちが、時に笑いを呼び、時に緊張感を醸し出す展開を繰り広げました。

出演者

この番組にはダウンタウンの松本人志や浜田雅功、月亭方正、ココリコの遠藤章造と田中直樹など、豪華なレギュラーメンバーが出演しました。また、様々なゲストが登場し、笑いの要素を一層高めました。特に、マツコ・デラックスや日村勇紀など知名度の高いキャラクターたちが多くの印象的なシーンを生み出しました。

番組内容とハプニング

番組は、罰ゲームやコミカルなミッションが次々と繰り広げられ、緊迫した状況でメンバー同士のやり取りが生まれました。例えば、バスの中では早々に笑いが起こり、浜田が罰を受けるなどのハプニングが続出しました。また、GDFE本部内では、メンバーたちがそれぞれに与えられたミッションを遂行する中でユーモア溢れる展開が展開されました。

未公開シーン

番組は放送後も視聴者の関心を集め、未公開シーンを収めた特別版が放送されることになりました。これにより新たな笑いの要素が加わり、視聴者にさらなる萌芽を提供しました。

放送倫理について

ただし、番組は一部シーンに対してBPO（放送倫理・番組向上機構）から問題視されることもありました。具体的には、あるコントに関する内容が議論を呼ぶ結果となりましたが、その後日本テレビは適切な配慮をしたと答弁しました。

このように、笑いの要素が詰まった「絶対に笑ってはいけない地球防衛軍24時」は、日本のバラエティ番組の脈々とした流れの中でも特筆すべき作品となっています。視聴者にとって、年末年始の楽しみとなる番組であり続けることでしょう。

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