『継
うたわれるものらじお』は、
アクアプラスの人気ゲームシリーズ『
うたわれるもの』関連のネットラジオ番組である。この番組は
2015年に始まり、リスナーに愛され脱線トークやキャラクターのミニドラマを提供している。番組は大きく2つの期間に分かれており、最初はプレ配信として全4回が行われ、その後本配信がスタートした。
プレ配信
番組の始まりは
2015年5月11日、タイトルは『継
うたわれるものらじお(ぷれ)』で、隔週月曜日に配信された。このプレ配信では、
柚木涼香(エルルゥ役)が中心のパーソナリティとなり、各回ごとに異なるゲストを招いてトークを展開するスタイルで進行した。全4回の放送を終えた後、
2015年7月6日に満を持して本配信がスタートした。プレ配信の中ではリスナーからの普通のお便りや、キャラクターの演技を通してのファン参加型コーナーも行われた。
本配信
本放送では、毎週月曜日に公開され、
柚木涼香に加えて
村瀬歩(キウル役)という新たなパーソナリティも加わり、円滑なトークを展開していった。番組の進行は主にパーソナリティのトークを中心に進み、リスナーの意見や質問なども募集されて、双方向のコミュニケーションが行われた。特に人気だったのはミニドラマの復活で、これによりリスナーはキャラクター同士のやり取りを楽しむことができた。
番組の特徴
「リスナーの皆さ~ん、『継
うたわれるものらじお』ですよ~!」というパーソナリティーの挨拶で番組は始まり、その後に続くミニドラマはアドリブが多く含まれ、毎回のテーマが異なるためリスナーの興味を引く工夫がされていた。本放送では他にも「クオンの旅行記」と題するコーナーがあり、リスナーが土地に関するクイズを提案し、パーソナリティー同士が競う形で進行した。
また、特定のシチュエーションに合わせたセリフを言い合う「このセリフ言ってミソ!」コーナーや、匿名で自分のフェチや癖を告白する「偽りの仮面舞踏会」など、創造的なコーナーが豊富に準備されていた。これにより番組は単なるトークにとどまらず、ファンが参加できる要素を大切にしていた。
最終回と後継番組
2016年5月9日の第43回を持って『継
うたわれるものらじお』はリニューアルのために終了した。その後、
利根健太朗と
赤﨑千夏をパーソナリティに迎えた新しい番組『煌
うたわれるものらじお』が始まることとなった。このように、『継
うたわれるものらじお』はリスナーとの対話を重視し、ユーモアとストーリーテリングの両方を楽しませる一大プロジェクトであった.
ラジオCDと主題歌
放送内容は後にCDとしてもリリースされ、イベントで先行販売された。CDはサウンドトラックとしてだけでなく、過去の放送内容を収録したMP3データとしても提供されるなど、ファンにとって興味深いアイテムとなった。加えて、オープニングやエンディングテーマは
Suaraが手掛け、リスナーに素晴らしい音楽体験も提供していた。
このように、多くのコンテンツを含む『継
うたわれるものらじお』は、ただのラジオ番組以上のものをリスナーに提供し、長きにわたり愛されてきたのである。