赤﨑千夏

赤﨑 千夏

赤﨑千夏（あかさきちなつ）は、1987年8月10日生まれの日本の声優で、鹿児島県川辺郡知覧町出身です。彼女は東京学芸大学で教育学を学び、学士号を取得している一方で、声優という道を選びました。現在は81プロデュースに所属し、活躍を続けています。

経歴のスタート

声優を目指したのは小学5、6年生の時でした。彼女はテレビアニメ『幽☆遊☆白書』を観て、自分も声優になりたいという夢を抱くようになりました。中学生になると、バスケットボール部と放送部に入部し、特に放送部では鹿児島県大会で受賞するなどの成績を残しています。その後、彼女は錦江湾高校で、市民劇団「劇団いぶき」に所属し、本格的に演技の道を歩み始めました。

大学では通常の学生生活を送りつつも、次第に声優への情熱が高まりました。充実した大学生活の中でイタリア語を学び、声優業への一念発起を決心した矢先に、彼女はボイスニュータイプ・サマーオーディション2008を見つけて挑戦し、数々の賞を獲得しました。この成功を機に、81プロデュース付属俳優養成所に通い、2009年に卒業した後、翌年の2010年に正式に81プロデュースに所属することになりました。

アニメ作品での活躍

彼女の声優キャリアは、2012年のテレビアニメ『キルミーベイベー』に出演した折部やすな役で大きな注目を集めるようになります。その後も『モーレツ宇宙海賊』や『中二病でも恋がしたい!』、『恋愛ラボ』などで主要キャラクターを演じるなど、多岐にわたる作品で活躍しています。また、2013年の『俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる』ではメインヒロインとしての役割も果たしました。

2018年8月10日には、自身のTwitterで結婚を報告し、2020年8月10日には第一子の誕生を報告。その後、2023年5月23日には第二子を妊娠中であることを発表するなど、私生活でも母親としての新たな役割を担っています。

声優業に対する思い

赤﨑は、皆口裕子を目標とする先輩として挙げ、同じく声優として活躍する茅野愛衣や田村睦心、金元寿子らと親交を深めています。彼女たちと共に「87会」と呼ばれる女子会グループを形成するほか、茅野愛衣とはデビュー前からの友人関係にあります。楽しく演じることを重視しており、鹿児島弁を使った役も多くこなし、その親しみやすさから多くのファンを魅了しています。

趣味と特技

声優活動の傍ら、歌を趣味・特技として楽しんでおり、座右の銘は「なんとかなるさ！」というポジティブな言葉を掲げています。柔軟な考え方と情熱的な姿勢で、彼女の声優人生は今後も多くのファンに感動を与え続けることでしょう。

出演歴の紹介

赤﨑千夏は数多くのテレビアニメ、劇場アニメ、ゲーム、オーディオドラマ、ナレーションなど、多岐にわたり幅広い役を演じています。そのキャリアには、視聴者やプレイヤーに愛されるキャラクターが多数存在し、声優界における彼女の存在感はますます強まっています。

もう一度検索