続帰郷

アルバム『続帰郷』について

『続帰郷』（ぞくききょう）は、1999年12月16日にリリースされた、シンガーソングライターさだまさしのアルバムです。このアルバムは、彼のソロ・デビューから25年間の活動を祝うために制作されました。初期の名作から厳選された楽曲が新たに録音されており、ファンにとっては特別な一枚と言えるでしょう。

概要

この『続帰郷』は、さだまさしのソロデビュー25周年を記念して制作されました。彼は1976年に「線香花火」でデビューし、その後のアルバムが軒並み成功を収めてきました。特に、1977年の『風見鶏』は、オリコン・アルバムチャートで1位を獲得した初めての作品であり、1988年の『私花集（アンソロジィ）』も同様にチャート1位を獲得しています。これらの名盤から厳選した楽曲が、本アルバムで新たに録音されているのです。

収録曲

『続帰郷』には、さまざまな名曲が収録されています。以下は、その一部です：

• - 夕凪：アルバム『帰去来』から
• - 童話作家：アルバム『帰去来』から
• - 指定券：アルバム『帰去来』から
• - フェリー埠頭：アルバム『私花集（アンソロジィ）』から
• - 加速度：アルバム『私花集（アンソロジィ）』から
• - 檸檬：アルバム『私花集（アンソロジィ）』から
• - 異邦人：アルバム『帰去来』から
• - つゆのあとさき：アルバム『風見鶏』から
• - 吸殻の風景：アルバム『風見鶏』から
• - 桃花源：アルバム『風見鶏』から
• - 秋桜：アルバム『私花集（アンソロジィ）』から
• - 晩鐘：アルバム『風見鶏』から
• - 飛梅：アルバム『風見鶏』から
• - セロ弾きのゴーシュ：アルバム『風見鶏』から

これらの楽曲はさだまさしの独特の歌詞とメロディーが融合し、多くのリスナーに感動を与え続けています。

作詞・作曲に関して

本アルバムの収録曲は、ほとんどがさだまさしによって作詞・作曲されています。しかし特に「桃花源」は作曲に劉家昌が関与し、「加速度」は渡辺俊幸が作曲を担当しています。編曲についても、渡辺俊幸が多くの楽曲に携わっていますが、「童話作家」や「檸檬」、「異邦人」、「秋桜」は萩田光雄によって編曲されています。また、「吸殻の風景」は倉田信雄が手掛けています。

このように、『続帰郷』はさだまさしがこれまでにリリースした数々の名曲を新たに蘇らせた特別なアルバムです。彼の音楽の魅力を再発見できる一枚であり、長年のファンにとっては必聴の作品でしょう。

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