綺城ひか理

綺城 ひか理（あやき ひかり）

宝塚歌劇団花組に所属する男役スター、綺城ひか理は、千葉県千葉市で生まれました。7月14日生まれの彼女は、市立朝日ヶ丘中学校を卒業した後、2009年に宝塚音楽学校に入学しました。2011年に97期生として音楽学校を卒業し、その後宝塚歌劇団に加入。入団試験では14番の成績を収め、同年の4月から5月にかけて星組公演で初舞台を踏みました。彼女の愛称は「あかさん」や「ひかり」で、身長は176cmです。

来歴

綺城は、卒業後すぐに星組公演「ノバ・ボサ・ノバ／めぐり会いは再び」で初舞台を果たし、その後は組まわりを経て2012年に花組に配属されました。2016年には「ME AND MY GIRL」で新人公演初主演を果たし、同年には「金色の砂漠」で奏者役として新人公演単独初主演の座を射止めました。

2019年、彼女は「Dream On!」というバウホール公演にメインキャストとして出演。11月25日付で星組へと組替えされ、2023年の2月13日に再び花組に復帰しました。彼女の舞台でのパフォーマンスは多くの観客に感動を与えています。

2025年1月19日には、永久輝せあ・星空美咲とのトップコンビ大劇場お披露目公演「エンジェリックライ／Jubilee」の東京公演千秋楽をもって宝塚歌劇団を退団することが発表されており、新たなステージへと進むことが期待されています。

主な舞台

彼女のキャリアの中で数多くの舞台に出演してきました。初舞台の記録を含め、組まわりを経た後、数々の作品で新しい役に挑みながら成長してきました。特に、花組時代には「オーシャンズ11」や「愛と革命の詩」、「エリザベート」など重要な作品に関与し、名演を残しています。

星組時代にも「ロミオとジュリエット」や「柳生忍法帖」などに出演し、その演技力と存在感から目が離せない存在です。退団前の2024年には『アルカンシェル』や『ドン・ジュアン』といった重要な役を演じる予定で、多くのファンが彼女の活躍を見守っています。

出演イベントと受賞歴

綺城は舞台出演の他にイベントにも積極的に参加しています。タカラヅカスペシャルや轟悠ディナーショー、各年のタカラヅカスペシャルなどに登場しています。また、2017年には「阪急すみれ会パンジー賞」の新人賞を受賞し、その実力が評価されています。

今後の展開が期待される綺城ひか理。彼女の存在は、宝塚歌劇団の舞台にさらに色を加えています。彼女がどのような新しい道を歩むのか、ファンとしては楽しみに見守りたいところです。

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