織本構造設計

株式会社織本構造設計：日本の構造設計をリードする老舗企業

1956年の創業以来、日本の建築業界を支え続けてきた株式会社織本構造設計（OSE）。その歴史と規模、そして手がけた数々のプロジェクトを通して、同社の存在感と技術力の高さを探ります。

半世紀を超える歴史と実績

織本匠氏によって「織本匠構造設計研究所」として創業された同社は、2006年に現在の社名に変更。創業から現在に至るまで、日本の都市風景を形作る数多くの建築物に関わってきました。駅前のモニュメントから超高層ビル、そして免震・制振構造を持つ建物まで、その設計実績は多岐に渡り、国内屈指の規模を誇る構造設計事務所として知られています。

特に近年は、地震に対する安全性の高い免震・制振構造の建物の設計に力を入れ、数多くの成功事例を積み重ねています。これは、長年にわたる研究開発と、数々のプロジェクトを通して培ってきた経験と技術力の賜物と言えるでしょう。

国内外に広がる事業展開

東京に本社を置く同社は、大阪、九州にも支所を構え、さらに台湾にも支店を開設し、国内のみならず国際的な事業展開も積極的に行っています。このグローバルなネットワークを活かし、海外プロジェクトにも数多く参画。日本の高度な構造設計技術を世界に発信しています。

主要プロジェクト

同社がこれまでに手がけたプロジェクトは、日本の建築史に名を刻む数々のランドマークを網羅しています。

超高層建築物: 都市景観を彩る数々の超高層ビルの構造設計に携わり、安全性とデザイン性の両立に貢献。
公共施設: 国会議事堂前噴水などの公共施設から、地方自治体の庁舎、そして文化施設まで、人々の生活を支える重要なインフラ整備にも貢献しています。
国際的なプロジェクト: 万博会場の建築物（1970年日本万博オーストラリア館、モントリオール万国博日本館など）や海外大学などの設計を通して、国際的な舞台でも高い評価を得ています。
免震・制振構造建築物: 地震に強い建物づくりに注力し、山梨文化会館の免震改修など、防災対策に貢献するプロジェクトにも数多く携わっています。

これらのプロジェクトは、同社の技術力と設計能力の高さを如実に示しており、建築業界における同社の存在感を際立たせています。

沿革

1956年：有限会社織本匠構造設計研究所設立（東京都中央区）
1967年：渋谷区へ移転
1971年：大阪支所開設
1978年：九州支所開設
1990年：株式会社に組織変更
2000年：目黒区へ移転
2002年：台湾事務所開設
2006年：株式会社織本構造設計に社名変更
2010年：新宿区新宿へ移転
2011年：台湾支店開設
2014年：新宿区西五軒町へ移転

まとめ

株式会社織本構造設計は、長年の歴史と豊富な経験、そして高度な技術力を兼ね備えた、日本を代表する構造設計事務所です。今後も、安全で信頼性の高い構造物を提供し続け、日本の建築業界、そして社会の発展に貢献していくことが期待されます。 同社の今後の活躍に期待しましょう。

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