美土里町

美土里町（みどりちょう）とは

かつて広島県高田郡に存在した美土里町は、2004年3月1日に高田郡内の全6町が合併し、安芸高田市となったことでその歴史を閉じました。ここでは、美土里町の概要、地理、名所・旧跡、交通、教育について詳しく解説します。

町名の由来

美土里町という名前は、町民からの公募によって選ばれたもので、その美しい響きと意味合いが町を象徴する名称として採用されました。

美土里町の沿革

美土里町の歴史は、1889年4月1日の市町村制施行に遡ります。当時、現在の美土里町域には、生桑（いけくわ）・北・本・横田の4つの村が存在していました。

1956年4月1日、これらの4つの村が合併し、新たな町「美土里町」が誕生しました。そして、2004年3月1日、高田郡の全6町が対等合併し、安芸高田市が発足。これにより、美土里町はその役割を終え、安芸高田市の一部となりました。同時に、美土里町が属していた高田郡も消滅しました。

主要施設

美土里町には、温泉施設や遊園地など、地域住民や観光客に親しまれる施設がありました。

神楽門前湯治村
ほととぎす遊園

地理

美土里町は、豊かな自然に囲まれた地域でした。町内には、以下の山々がそびえ立っています。

上平山（888m）
頭ヶ津古山（716.7m）
津々羅山（698.7m）
小津古山
火神城山
大狩山（591.1m）

これらの山々は、美しい景観を作り出すとともに、ハイキングや登山などのレクリエーションの場としても利用されていました。

名所・旧跡

神楽門前湯治村：神楽をテーマとした温泉施設で、観光客に人気がありました。

大字

2004年2月29日当時のデータです。

生田（いけだ）
北（きた）
桑田（くわた）
本郷（ほんごう）
横田（よこた）

交通

2004年2月29日当時のデータです。

鉄道

美土里町内には鉄道が通っていませんでした。鉄道を利用する場合、最寄りの駅は西日本旅客鉄道（JR西日本）芸備線の甲立駅などでした。

道路

高速道路
中国自動車道: 高田IC、本郷PA
国道
国道433号
国道434号
主要地方道
広島県道・島根県道6号吉田瑞穂線
広島県道64号三次美土里線
一般県道
島根県道・広島県道109号瑞穂高宮線
広島県道179号下北甲田線
広島県道320号浅塚横田線
広島県道321号金屋壬生線
広島県道322号北船木線
広島県道323号中北川根線

教育

2004年2月29日当時のデータです。

小学校
美土里町立美土里小学校
中学校
美土里町立美土里中学校

関連項目

消滅した日本の市町村の一覧

外部リンク

* 美土里町ホームページ（2004/01/27アーカイブ） - 国立国会図書館Web Archiving Project

美土里町は、その短い歴史の中で、地域の発展に貢献し、住民の生活を支えてきました。現在は安芸高田市の一部として、新たな発展を続けています。

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