美波町立木岐小学校

美波町立木岐小学校の概要

美波町立木岐小学校（あたし、みなみちょうりつ ききしょうがっこう）は、徳島県海部郡美波町木岐に位置していた公立の小学校です。1873年に創立され、2016年3月31日をもって休校となり、その後、美波町立由岐小学校に統合されました。この学校は、長い歴史と共に地域の教育に貢献してきました。

基礎データ

• - 全校生徒数: 2014年度には13人の生徒が在籍していましたが、1982年度には74人、1955年度には246人という規模でした。
• - 卒業生数: 2015年度までに2889人の卒業生を輩出しました。
• - 最寄駅: JR牟岐線の木岐駅が近くに位置しています。

学校沿革

木岐小学校の歴史は1873年に遡ります。当初、木岐村の真福寺境内で簡易科として設立され、1888年には木岐簡易小学校へ名称変更しました。さらに、1889年には木岐尋常小学校へ改名され、地域の教育の場としての役割を強化しました。

その後、1922年には町立木岐尋常高等小学校、1941年には木岐国民学校と改名し、戦後の1947年には木岐小学校として再びスタートしました。

1955年には海部郡由岐町木岐小学校に改称し、いくつかの校舎の改築や新設が行われました。1963年には給食室が新築されたことを皮切りに、1969年には体育館も新設され、施設の充実が図られました。

1982年、木岐カタ72番地に新校舎が完成し、その後1983年には屋内運動場が完成しました。1990年には新たにプールが設置され、2006年には町村合併を経て、現在の美波町立という名称に改称されました。

休校と統合

木岐小学校は、児童数の減少により2016年に休校となり、同年4月1日には美波町立由岐小学校に統合されました。休校の式典は3月25日に行われ、長い間地域に根ざした教育の場がひとつ幕を閉じました。このふるさとの思い出を胸に、ここから羽ばたく子どもたちの未来を見守る姿勢は今も続いています。

関連学校

• - 美波町立由岐小学校
• - 美波町立由岐中学校

脚注

美波町立木岐小学校の歴史は、地域の教育の変遷を示す重要な存在であり、多くの卒業生を育ててきました。この小学校の姿は、地域コミュニティの一部として、歴史に根差した貴重な資源と言えるでしょう。

関連項目

• - 徳島県小学校一覧
• - 徳島県小学校の廃校一覧
• - 美波町
• - 由岐町

公式ウェブサイトへのリンクもあり、さらなる情報が得られます。

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