羽場裕一

羽場裕一について

羽場裕一（はば ゆういち）は、1961年4月1日に長野県伊那市で生まれた日本の俳優です。彼は現在、シス・カンパニーに所属し、舞台や映像作品で幅広く活躍しています。

学歴とキャリアの始まり

長野県高遠高等学校を卒業後、駒澤大学文学部に入学するも3年で中退。その後、1982年に劇団「夢の遊眠社」のオーディションに合格し、俳優としての道を歩み始めることになります。同年には舞台『野獣降臨』でデビューし、1990年には主演を務めた『半神』で注目を浴びました。1992年の劇団解散まで、彼は全公演に出演し、舞台俳優としての基盤を固めました。

映像作品への進出

1987年に日本テレビのドラマ『僕の先生モヒカン刈り』でテレビドラマ初出演を果たしましたが、彼の名をさらに広めたのは1994年から放送されたTBS昼ドラマ『ぽっかぽか』です。この作品では、主人公の夫役を演じ、心優しい父親像を描くことで多くの支持を得ました。『ぽっかぽか』は好評を博し、1996年まで続くシリーズとなりました。

近年の活動

舞台活動も続けており、2012年の舞台『ルーマーズ～口から耳へ、耳から口へ』や、2013年の『象』、2015年の『放浪記』など、多くの作品に出演しています。テレビドラマでは、NHKの『眠れる森の熟女』や、『高校入試』、WOWOWの『沈まぬ太陽』など、様々なジャンルで活躍し続けています。

代表的な出演作品

テレビドラマ

羽場裕一は、数多くのテレビドラマに出演しており、その中でも特に有名な作品をいくつか挙げます。

• - 大河ドラマ『武田信玄』では水野又兵衛役を、
• -『太平記』で洞院公敏役を演じたほか、
• -『新選組!』では山岡鉄太郎役を務めました。

これらの作品だけでなく、さまざまなサスペンスやミステリードラマにも出演し、魅力的なキャラクターを演じてきました。

映画

映画にも進出しており、1995年の『大夜逃Night escape屋本舗3』から近年の作品に至るまで、多彩な役柄を演じています。特に『幸福な食卓』では重要な役を担い、観客の心に残る演技を披露しました。

プライベートと趣味

小学生の頃から俳優を目指し続けた羽場は、特技としてギターを持っています。俳優業に並行して音楽活動にも興味を示し、多岐にわたってクリエイティブな才能を発揮しています。

まとめ

羽場裕一は、その多才な演技力と広範なキャリアで日本のエンターテインメント界に欠かせない存在です。舞台から映像作品まで、彼がどのようにさらなる進化を遂げていくのか、今後の活躍が非常に楽しみです。

もう一度検索