羽山みずき

羽山みずき

羽山みずき（はやま みずき）は、1991年12月7日生まれの日本の演歌歌手で、山形県鶴岡市が故郷です。本名は田澤瑞姫（たざわ みずき）で、現在はサンミュージックプロダクションに所属しており、レコード会社は日本クラウンです。彼女の音楽への道は、幼少期の敬老会での演歌の歌唱経験から始まり、歌謡サークルや歌の大会を通じて実績を積んできました。

経歴

羽山は4歳の時に祖父母の影響を受け、演歌を歌うことに興味を持ちました。小学6年生から地元の歌謡サークルに参加し、高校1年生からは山形県歌謡振興会に所属。その活動を通じて、月2回のレッスンや県内の歌謡大会で力を注ぎ、やがて県歌謡選手権での優勝という成果を手にしました。

鶴岡北高校を卒業した後は、地元の神社で巫女としての職を選び、6年間にわたり出羽三山神社で歌唱活動を行っていました。2015年3月には日本クラウン主催のオーディションでグランプリに選ばれ、同年4月には「紅花慕情」でデビューしました。この時、彼女はサンミュージックが取り扱う21年ぶりの新人演歌歌手として注目を浴びました。デビュー後すぐに第58回日本レコード大賞の新人賞を受賞し、一気に注目の存在となりました。

彼女の芸名の由来は、巫女としての経歴から「羽」と「山」をとり、名前の部分は本名をひらがなにしています。また、デビュー当初のキャッチフレーズは「開運演歌女子」で、これが彼女の個性的な魅力を表しています。2016年からは鶴岡市のふるさと観光大使や、やまがた特命観光・つや姫大使としての役割を果たし、地域貢献にも力を入れています。そして、2018年には工藤あやの、津吹みゆと共に「みちのく娘!」という女性演歌ユニットを結成しました。

人物像

羽山みずきの身長は160cmで、血液型はA型、趣味はお菓子作り、特技である弓道では二段の資格を持っています。食べ物としては地元のお米が好みで、故郷に関しても特別な愛着を持っています。特に、善宝寺というお寺に思い出があり、この寺での人面魚ブームをきっかけに訪れた経験があるようです。

ディスコグラフィと出演歴

彼女のシングルはすべて日本クラウンからリリースされており、出演したテレビ番組には『新・BS日本のうた』や『うたコン』などがあります。特に「紅花慕情」や「雪んこ風唄」などの楽曲は多くのファンに愛されています。
また、ラジオ番組では自身の名を冠した「金曜Fine!!・開運演歌女子 羽山みずきの朝カラ♪」を放送し、演歌の魅力を広める活動も行っています。

主な受賞歴

羽山みずきは、数々の賞を受賞しており、第43回歌謡祭では新人賞候補に選ばれるなど評価を受けています。また、日本レコード大賞や日本クラウンヒット賞を受賞し、その業績が認められています。彼女の音楽と活動は、今後も日本の演歌シーンにおいて重要な存在であり続けるでしょう。

羽山みずきは、演歌歌手としてのスキルだけでなく、巫女としての背景や地域貢献を大切にする姿勢も魅力の一環です。彼女の成長と活躍にぜひ注目していきたいですね。

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