聖剣伝説 RISE of MANA

聖剣伝説 RISE of MANA：サービス終了となった人気モバイルRPG

『聖剣伝説 RISE of MANA』（聖剣RoM）は、スクウェア・エニックスが配信していたスマートフォン向けのアクションRPGです。聖剣伝説シリーズの外伝作品として、2014年3月にiOS版、6月にAndroid版がリリースされ、同年秋にはPlayStation Vita版も配信されました。基本プレイ無料のアイテム課金制で、多くのプレイヤーに楽しまれましたが、2016年3月31日にサービスを終了しています。

魅力的なゲームシステムと世界観

本作は、シリーズおなじみのキャラクターやモンスターが登場する完全新作として開発されました。最大の特徴は、戦闘中にキャラクターを切り替えることでアクションが変化する「転身システム」です。戦略性と爽快感を両立した戦闘が、プレイヤーを惹きつけました。さらに、「魔ペット」と呼ばれる仲間モンスターと共に冒険できるシステムも人気を集めました。

多人数で協力して巨大な敵と戦うレイドバトルや、ランキングを競うイベントなども開催され、プレイヤー同士の交流も盛んに行われていました。ゲーム内通貨として「精霊石」が使用され、課金以外にもクエストクリア報酬やキャンペーンで入手できました。

ストーリーは、光の面と闇の面に分かれた天界で、第一天使長と第一悪魔長がマナの滝に巻き込まれ、人界に落ちてくることから始まります。力を失った二人は、一時休戦し同化することで天界に戻る手がかりを探し求めるという、壮大な物語が展開されました。

豪華作曲陣によるBGM

ゲーム音楽は、関戸剛氏、伊藤賢治氏、菊田裕樹氏、下村陽子氏といった、数々の名作ゲーム音楽を手掛けた作曲家たちが担当。聖剣伝説シリーズらしい、美しく壮大なBGMがゲームの世界観をさらに盛り上げていました。テーマソング『Believe in the Spirit』はKOKIA氏が歌い上げ、オリジナル・サウンドトラックにも収録されました。

多彩なコラボレーション

『聖剣伝説 RISE of MANA』は、他のスクウェア・エニックス作品だけでなく、他社作品とのコラボレーションも数多く行われました。

スクウェア・エニックス作品とのコラボレーション

拡散性ミリオンアーサー：武器アイテムとキャラクターカードの交換
最強ガーディアン・クルス：魔ペットとカードの交換
ドラゴンクエストIV、VIII：武器や防具の交換、チャレンジクエスト
エンペラーズ サガ：限定クエスト、精霊石くじ、キャラクターカード
ファイナルファンタジー アギト：レイドバトル、精霊石くじ、武器
聖剣伝説2、3、LEGEND of MANA、CHILDREN of MANA：キャラクター、武器、魔ペット、限定クエスト、レイドバトル
ブレイブリーデフォルト：魔ペット

他社作品とのコラボレーション

ブレイブフロンティア：3作品コラボ（他社作品との初コラボ）
ダービーインパクト：限定武器
メルクストーリア：武器、キャラクター、コラボストーリー
ファイナルファンタジーIV／ファイナルファンタジーIV ジ・アフターイヤーズ：限定クエスト、精霊石くじ
三国志乱舞：限定武器、シリアルコード
* ドラゴンスカイ：武器とカードの交換

これらのコラボレーションは、それぞれのゲームのファンに大きな喜びを与えました。

サービス終了後も記憶に残る作品として

『聖剣伝説 RISE of MANA』は、サービス終了後も、その魅力的なゲームシステム、美しい音楽、そして数々のコラボレーションによって、多くのプレイヤーの記憶に深く刻まれた作品となっています。

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