聖母大学

聖母大学（Seibo College）

聖母大学は、東京都新宿区下落合に本部を置いていた日本の私立大学です。2004年に設置され、2014年に廃止されました。大学の略称は聖母大でした。

概要

カトリック教会女子修道会の「マリアの宣教者フランシスコ修道会」によって創設されました。上智大学総合人間科学部看護学科の前身となった大学です。

沿革

1948年4月 - 聖母厚生女子学院を創立
1950年4月 - 聖母女子短期大学を開学
2004年4月 - 聖母大学を設立、聖母女子短期大学は学生募集を停止
2005年4月 - 看護師養成所の聖母看護学校（通信制）を開校
2007年4月 - 大学院看護学研究科を設立
2010年4月 - 助産学専攻科を設立
2011年4月 - 設置者の学校法人聖母学園が学校法人上智学院と合併。聖母大学は上智大学と合併することが決定し、同年度以降の学生募集を停止
2012年3月 - 聖母大学大学院を閉学
2014年3月 - 聖母大学を閉学
2014年4月 - 文部科学省へ廃止認可を申請
2014年6月 - 廃止が認可

学部・大学院

学部
看護学部
看護学科
大学院
看護学研究科
看護学専攻（修士課程）
専攻科
助産学専攻科（1年制）

上智学院との合併

2011年4月、聖母大学の設置者であった学校法人聖母学園は、同じカトリック系列の学校法人上智学院と合併し、解散しました。これに伴い、聖母大学も上智大学に吸収合併されることが決定し、同年度以降の学部・大学院の学生募集を停止しました。同年4月には、大学の敷地と施設を継承して上智大学総合人間科学部看護学科と大学院総合人間科学研究科看護学専攻が開設されました。
聖母大学は、最後に入学した2010年度生が全員卒業する2014年3月に廃止されることが決定し、2014年3月30日に最後の卒業式と閉学式が執り行われました。同年4月10日には文部科学省へ廃止認可申請が届け出られ、6月30日に認可されました。

系列校

聖母看護学校（通信制）

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