聖獣機サイガード -CYBERNETICS・GUARDIAN-

聖獣機サイガード -CYBERNETICS・GUARDIAN-

『聖獣機サイガード -CYBERNETICS・GUARDIAN-』は、1989年11月1日にリリースされたOVA作品であり、全1話から成ります。この作品は、未来の世界を舞台にしたSFストーリーで、魅力的なキャラクターや緻密な設定が特徴です。

ストーリー概要

物語は1995年から始まります。この年、新たに発見された物質「アステナイト」が登場し、人間の精神波を伝送可能にする革命的な技術として多くの領域に利用されます。その後、時は流れて2019年。この年には、セントラルガーディアンカンパニー（CGC）が「ガードスーツ」の開発に取り組んでいます。

このガードスーツは、アステナイト技術を活用し、犯罪者を無血で逮捕することができる可能性を持っていました。しかし、この新技術の導入に対して、強硬手段を用いた街「キャンサー」の壊滅を望む勢力が存在し、彼らの行動によって実験は失敗に終わります。

物語の主人公、ジョン・ストーカーが不可思議な現象に巻き込まれながら、社会の裏で暗躍する秘密結社に直面していく様子が描かれます。ジョンは、果たして何が起ころうとしているのかを解き明かすために立ち向かうことになります。

登場キャラクター

本作には魅力的なキャラクターたちが登場します。主要なキャストは以下の通りです。

• - ジョン・ストーカー（声：草尾毅）
• - ライア・ロゼッタ（声：鶴ひろみ）
• - アドラー・アインシュタイン（声：鈴置洋孝）
• - ゴードン（声：屋良有作）
• - 教祖（声：曽我部和恭）
• - フィルクス（声：川久保潔）
• - ランドル議員（声：飯塚昭三）
• - シャーク部隊長（声：玄田哲章）

制作スタッフ

「聖獣機サイガード」は、数々の才能あるスタッフによって制作されました。監督は大畑晃一、脚本は三条陸が担当。キャラクターデザインには山形厚史、設定デザインには阿久津潤一が関わっています。作画監督は小曽根正美と奥田淳が務めており、演出は七草達郎が担当しました。美術や音響監督など、多彩なスタッフが集結してこの作品を世に送り出しました。

主題歌

エンディングテーマ「CAN'T GET IT ENOUGH」は、TRASH GANGが作詞・作曲・編曲・歌を手掛けています。作品の雰囲気に合った楽曲が印象的です。

発売情報

本作のサウンドトラックは1989年に発売され、その後も様々なフォーマットでリリースされています。映像ソフトも多数あり、VHS、LD、DVDがそれぞれ発売されています。特にDVDは2002年2月22日にリリースされ、多くのファンに親しまれています。

このように『聖獣機サイガード -CYBERNETICS・GUARDIAN-』は、その魅力的なストーリーとキャラクター、美しい映像技術から、長年にわたって多くの支持を受けています。未来のサイバーパンクな世界観を楽しみたい方にぜひご覧いただきたい作品です。

もう一度検索