肝付町立岸良学園

肝付町立岸良学園

肝付町立岸良学園は、鹿児島県肝属郡肝付町岸良に位置する義務教育学校です。大隅地区で初めての義務教育学校として、2021年（令和3年）に開校しました。ここでは、岸良学園の概要、沿革、特徴について解説します。

概要

肝付町では、少子高齢化に伴う人口減少が深刻な課題となっています。そのため、地域における教育の質を維持・向上させるために、学校の統合や義務教育学校への移行が進められてきました。2017年には、岸良小学校と岸良中学校を統合し、小中一貫教育校である肝付町立岸良小・中学校が設置されました。

しかし、更なる教育体制の充実を目指し、義務教育学校としての組織統合が検討されることになりました。当初、町議会での法案は否決されましたが、町による積極的な情報発信や地域住民の理解を得るための努力が実を結び、再度の議決を経て可決されました。そして、2021年4月、満を持して肝付町立岸良学園が開校しました。

沿革

岸良学園は、前身となる小学校と中学校の歴史を受け継いでいます。

岸良小学校

1876年（明治9年） - 開校。
1878年（明治11年）頃 - 公立学校化（当時は内之浦小学校の分校）。
1947年（昭和22年） - 岸良小学校として独立。

岸良中学校

1947年（昭和22年） - 開校（当初は岸良小学校の敷地内）。
1950年（昭和25年） - 専用の校地に移転。

肝付町立岸良小・中学校

2017年（平成29年）4月 - 岸良小学校と岸良中学校を統合し、肝付町立岸良小・中学校として開校（校舎機能は中学校側に集約）。

肝付町立岸良学園

2021年（令和3年）4月 - 義務教育学校として新たに開校。

特徴

小中一貫教育: 9年間の一貫した教育課程を通して、児童生徒の個性や才能を伸ばします。
地域との連携: 地域住民との交流や地域資源の活用を通して、地域に根ざした教育を推進します。
少人数教育: 児童生徒一人ひとりに寄り添った、丁寧な指導を行います。

肝付町立岸良学園は、義務教育学校として新たなスタートを切りました。地域社会との連携を深めながら、子どもたちの成長を支援する教育活動を展開しています。

関連情報

日本の義務教育学校一覧
鹿児島県中学校一覧
鹿児島県小学校一覧

外部リンク

学校の公式サイト'>肝付町立岸良学園
肝付町観光協会による岸良学園についての説明等
肝付町公式

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