能登国の式内社一覧

能登国の式内社一覧

能登国の式内社一覧は、平安時代中期に編纂された『延喜式』の巻九、巻十「神名帳」に記載されている神社、いわゆる「式内社」と、その論社をまとめたものです。

式内社とは

『延喜式』神名帳に記載されている神社を指します。能登国には、以下の神社が記載されています。

大社: 1座1社（名神大社）
小社: 42座42社

合計で43座43社が式内社として記録されています。

式外社とは

式外社とは、『延喜式』神名帳が編纂された当時には存在していたものの、神名帳には記載されなかった神社のことです。これらの神社は、式内社ほどの格式は持たないものの、地域社会において重要な役割を果たしていたと考えられています。

参考文献

皇典講究所・全国神職会校訂『延喜式 上巻』（大岡山書店、昭和4年） - 国立国会図書館デジタルコレクション
『延喜式 第2』（日本古典全集刊行会、昭和4年） - 国立国会図書館デジタルコレクション

外部リンク

能登国 式内社43座 - 國學院大學21世紀COEプログラム「神道・神社史料集成」

補足

この一覧は、能登国における古代の神社信仰を理解する上で重要な資料です。式内社と式外社の両方を合わせて考えることで、当時の宗教文化や社会構造をより深く考察することができます。


神名帳: 『延喜式』に収められている、全国の神社を記録した帳簿。
名神大社: 神名帳に記載された神社の中でも、特に格式の高いとされる神社。
論社: 式内社として有力な候補とされる神社。

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