脇本直人

脇本直人: プロ野球選手の歩み

脇本直人（わきもと なおと）、1996年6月10日生まれ。群馬県沼田市で育った元プロ野球選手で、ポジションは外野手。右投左打のアスリートとして、地元の野球レベル向上に貢献しつつ、自身の夢を追い続けました。

経歴

プロ入り前

脇本は小学3年生の時に野球を始め、沼田中学校では投手として活躍。彼の地元チーム「NBAトレジャーズ」では、関東大会での優勝経験も持つ。特に同チームでの髙橋光成とは長い付き合いがあり、彼とは小学生のころからの友人です。

健大高崎高校へ進学後、1年生の秋からベンチ入り。2年生の夏には、練習試合での特大ホームランが話題となりました。3年生時には甲子園での群馬大会で活躍し、チームも全国大会に進出。その大会では、全試合に3番右翼手として出場し、打率.500という素晴らしい成績を収めました。高校通算では57本塁打を記録し、その後も続く活躍が期待されました。

2014年10月、プロ野球ドラフトで千葉ロッテマリーンズから指名を受け、契約金2000万円、年俸480万円で入団を果たしました。

プロ入り後

2015年

新人として2軍でチーム最多の99試合に出場しました。プロ初のホームランは北海道日本ハムファイターズ戦での満塁弾でしたが、打率は.187と打撃面ではまだ課題が残りました。

2016年

前年より飛躍的に成績を向上させ、二軍での試合で打率.245をマーク。着実な成長をみせました。

2017年

この年も二軍で100試合に出場したが、打率は.145と前年を下回る結果となりました。出場機会も主に途中出場が多く、10月には球団から戦力外通告を受けることになりました。

軟式野球転向

2018年から相双リテックの軟式野球部に加入。しかし、元プロ選手としての規定により、約1年間は実戦に参加できず、練習に専念しました。復帰を目指していた2020年のトライアウトには参加しませんでした。

選手としての特徴

彼の身体能力は高く、右手の握力は91kg、遠投は110メートル、50メートル走は6秒1という記録を残しています。ロッテ時代には外野守備に自信を持つようになり、投手からも評価されるリーダーシップを示しました。また、軟式野球では金属バットではなく木製バットを使用していることも特筆すべき特徴です。これは、金属バットの軽さが体の開きを早めるため、より正確なスイングを求める意図から来ています。

詳細情報

• - 一軍公式戦出場なし
• - 背番号: 62 (2015年 - 2017年)

彼の野球人生は、数々の挑戦と成長に満ちたものであり、未来に対する希望を与える存在でもあります。

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