脊山洋右

脊山洋右

脊山洋右（せやま ようすけ、1941年3月14日 - ）は、日本の生化学者であり、東京大学名誉教授、お茶の水女子大学名誉教授という名誉ある称号を持っています。専門分野は生化学と栄養学です。

略歴

東京都出身。

1959年 - 栄光学園高等学校卒業。
1965年 - 東京大学医学部医学科卒業。
1966年 - 東京大学医学部附属病院インターン。同年8月には医師免許を取得。
1969年 - マサチューセッツ総合病院・ハーバード・メディカル・スクールへ留学し、研鑽を積みました。
1972年 - 東京大学医学部生化学教室助手として、研究・教育活動を開始。
1973年 - 東京大学大学院医学系研究科第2基礎医学専門課程博士課程を修了。医学博士の学位を取得。
1979年 - 東京大学医学部第1生化学教室助教授に昇進。
1983年 - 東京大学医学部栄養学教室教授に就任し、栄養学分野の研究を牽引。
2000年 - お茶の水女子大学生活科学部併任教授およびお茶の水女子大学評議員を兼任。
2001年 - 東京大学を定年退官。東京大学名誉教授の称号を得て、お茶の水女子大学教授に就任。
2006年 - お茶の水女子大学を定年退職。お茶の水女子大学名誉教授の称号を得る。大学評価・学位授与機構客員教授に就任。
2008年 - 椙山女学園大学生活科学部教授（栄養化学）に就任。
2011年 - 椙山女学園大学を退職。医学中央雑誌刊行会理事長に就任。
2013年 - 東京医療保健大学客員教授に就任。

受賞歴

1978年 - 日本生化学会奨励賞を受賞。
1988年 - 井上学術賞を受賞（脂質生合成の調節機構に関する研究）。
* 1998年 - 日本栄養・食糧学会賞を受賞（コレステロール代謝の栄養学的・分子病理学的研究）。

業績

脊山洋右先生は、生化学、特に脂質代謝、コレステロール代謝に関する研究において、顕著な業績をあげてきました。脂質生合成の調節機構や、コレステロール代謝の栄養学的・分子病理学的研究は、高く評価されています。

家族

妻との間に二人の息子と一人の娘がいます。娘は元日本テレビアナウンサーで、現在はホリプロに所属している脊山麻理子です。また、孫もいます。

脊山洋右先生は、学術界に多大な貢献をされただけでなく、教育者としても多くの人材を育成しました。その研究成果と教育への情熱は、今後も多くの人々に影響を与え続けることでしょう。

もう一度検索