自分でゆーのもなんですけれど

「自分でゆーのもなんですけれど」は、1980年代に人気を博したアイドルグループ、ニャンギラスの2枚目のシングルとして1986年6月21日にリリースされました。発売元はワーナー・パイオニアです。

この楽曲は、作詞を秋元康、作曲を岡原勇里が担当し、編曲は中村哲が手掛けました。アイドルらしいキュートなメロディーと、少し自虐的ながらも可愛らしい歌詞が特徴的です。

カップリング曲には、「ファースト･ダンスは渚で」が収録されています。こちらも作詞は秋元康、作曲は都志見隆、編曲は椎名和夫が担当しました。夏らしい爽やかなサウンドで、ダンスナンバーとして人気を集めました。

ニャンギラスは、おニャン子クラブの派生ユニットの一つで、メンバーは立見里歌、白石麻子、名越美香、樹原亜紀の4人です。その中でもリーダー格であった立見里歌は、グループ解散後にソロ活動を行い、「そんなつもりじゃなかったのに／立見の青春」というシングルをリリースしています。

このシングルは、オリコンチャートで最高34位を記録するなど、ソロとしても一定の評価を得ました。また、このシングルには「自分でゆーのもなんですけれど」のアルバムバージョンと「ファースト･ダンスは渚で」が収録されたアルバムも存在します。

さらに、おニャン子クラブ関連のコンピレーションアルバムにも、「自分でゆーのもなんですけれど」と「ファースト･ダンスは渚で」が収録されています。これらのアルバムを通じて、ニャンギラスの音楽は世代を超えて親しまれています。

ニャンギラスは、フジテレビの番組「夕やけニャンニャン」から誕生したグループであり、番組内での活躍が人気を博しました。番組と連動した活動が、当時の若者を中心に熱狂的な支持を得る要因となりました。

「自分でゆーのもなんですけれど」は、ニャンギラスの代表曲の一つであり、80年代アイドルソングを語る上で欠かせない楽曲と言えるでしょう。キャッチーなメロディーと歌詞は、現在でも多くの人に愛され続けています。

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