自分ツッコミくま

自分ツッコミくま

自分ツッコミくまは、イラストレーターであるナガノ氏がデザインしたキャラクターです。丸い耳と白い体が特徴的なクマで、性別は公表されていません。

誕生の背景

自分ツッコミくまが生まれたきっかけは、2014年にLINE Creators Marketでスタンプを制作・販売できるようになったことでした。当時、ナガノ氏は「自分自身がツッコミを入れるスタンプを作りたい」と考え、その相方として、目立たないけれどどこか愛らしい白いクマを描いたそうです。このクマは、見る人が感情移入しやすいように、シンプルで個性が強すぎないデザインとなっています。

LINEスタンプの特徴

自分ツッコミくまのLINEスタンプは、クマ自身に矢印やキャプションを付けてツッコミを入れる形式が特徴です。これにより、スタンプの送信者は自分の気持ちを間接的に表現することができます。

人気と評価

自分ツッコミくまは、「ちいかわ」よりも早く登場したキャラクターであり、ナガノ氏自身の日常を描いているという点も共感を呼んでいます。そのため、登場当初から多くのファンを獲得し、現在でもその人気は衰えることがありません。ナガノマーケットでは、自分ツッコミくまのグッズが頻繁に売り切れるほどです。X(旧Twitter)でのいいね数は、直近3ヶ月（2024年11月現在）で平均10万を超えています。

海外での展開

自分ツッコミくまは、東アジアを中心に海外でも人気を集めており、特に韓国では「농담곰（NONGDAMGOM）」または「담곰이 (DAMGOME)」として広く知られています。2018年に韓国に進出しましたが、一度撤退。その後、再展開し、2024年5月から8月にかけてはソウルでコラボカフェとポップアップショップをオープンしました。さらに、2024年秋には釜山でも同様のイベントが開催され、韓国限定のグッズも多数販売されています。

コラボレーション

自分ツッコミくまは、様々な企業やブランドとのコラボレーションも展開しています。

ソフトバンク: 2017年9月には、LINEのコラボスタンプが無料配信されました。
イクミママのどうぶつドーナツ: 期間限定でコラボドーナツが販売されました。
JRA: 2019年には、日本ダービーとのコラボキャンペーンが実施され、コラボイラストの公開やオリジナルグッズの抽選会が行われました。
東京駅: 2019年8月には、アンテナショップ「自分ツッコミくまPOP-UP SHOP」が開催されました。
はごろもフーズ、打首獄門同好会: シーチキンのテレビCMに、打首獄門同好会とコラボ出演しました。
パルコ: 2018年から2019年にかけて、全国のパルコで「自分ツッコミくまカフェ」が開催され、多くのファンが訪れました。

グッズ展開

自分ツッコミくまのグッズは、様々なメーカーから発売されています。

トーダン: 卓上カレンダーや壁掛けカレンダーが人気です。
グッドスマイルカンパニー: ケーブルに取り付けられるマスコットが発売されています。

漫画化

『MOGUMOGU食べ歩きくま』というタイトルで漫画化もされています。この作品では、自分ツッコミくまが様々なお店を訪れて食レポをする様子が描かれており、作者であるナガノ氏のアバターとしても登場します。週刊漫画誌「モーニング」の電子版「週刊Dモーニング」にて連載中です。

もう一度検索