自治事務次官

自治事務次官とは

自治事務次官とは、かつて存在した自治省（現在の総務省）における事務方のトップの役職です。国家公務員における官職の一つで、地方自治庁時代には地方自治庁次長、自治庁時代には自治庁次長という名称でした。

概要

戦前の次官会議では、内務次官の席次は第二位でしたが、戦後の事務次官等会議では、自治事務次官の席次は省としては末席の十二番目でした。これは、自治省が地方公共団体の監督官庁であり、他の省庁と比較して、その位置づけが異なっていたためと考えられます。

自治省は全国の地方公共団体を監督する役割を担っていたため、退任後に都道府県知事選挙に立候補する者も多く、実際に当選して都道府県知事に就任する事例も多くありました。また、自治省は旧内務省の流れを汲む組織であったため、退任後に内閣官房副長官（事務）に就任する者もいました。

歴代自治事務次官

歴代の自治事務次官は、以下の通りです。

地方自治庁次長

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自治庁次長

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自治事務次官（自治庁）

国家行政組織法改正により、国務大臣を長とする行政機関に事務次官を置けることになったため、自治事務次官が設置された

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自治事務次官（自治省）

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脚注

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参考文献

秦郁彦編『日本官僚制総合事典：1868 - 2000』東京大学出版会、2001年。

関連項目

自治省
* 事務次官

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