自衛隊大分地方協力本部

自衛隊大分地方協力本部について

自衛隊大分地方協力本部（Oita Provincial Cooperation Office）は、大分県大分市新川に所在する、自衛隊の地方協力本部の一つです。この組織は、陸上自衛隊、海上自衛隊、航空自衛隊の共同機関として機能しており、通常は陸上自衛隊の西部方面総監の指揮監督下にあります。

大分県内における防衛省・自衛隊の総合窓口として、広報活動、自衛官の募集、予備自衛官の管理など、多岐にわたる業務を担当しています。地域社会との連携を重視し、自衛隊への理解を深めるための活動を積極的に行っています。

沿革

1954年（昭和29年）7月5日：陸上自衛隊の機関として、陸上自衛隊大分地方連絡部が編成されました。
1956年（昭和31年）8月1日：自衛隊法施行令の一部改正により、地方連絡部が陸海空自衛隊の共同機関となり、自衛隊大分地方連絡部に改編されました。
2006年（平成18年）7月31日：自衛隊大分地方協力本部に改編され、現在に至ります。
2011年（平成23年）3月：本部所在地を大分合同庁舎内に移転しました。

主な活動内容

自衛隊大分地方協力本部は、以下のような活動を行っています。

広報活動：自衛隊の活動や役割について、県民への理解を深めるための広報活動を行っています。イベントや説明会などを通じて、自衛隊を身近に感じてもらうための取り組みを推進しています。
自衛官の募集：自衛官を志す人材を確保するため、説明会や相談会を実施しています。入隊希望者に対して、自衛隊の魅力を伝え、適切な情報提供を行っています。
予備自衛官の管理：予備自衛官や即応予備自衛官の登録、訓練、招集に関する業務を行っています。災害発生時など、有事の際に地域を守るための体制を整えています。
地域との連携：地域社会との交流を深めるため、各種イベントへの参加や協力を行っています。地域住民との信頼関係を築き、自衛隊に対する理解を促進しています。

出先機関

自衛隊大分地方協力本部は、大分県内各地に以下の出先機関を設置し、地域に密着した活動を展開しています。

大分募集案内所：大分市、由布市、臼杵市、津久見市を担当。
別府地域事務所：別府市、杵築市、国東市、日出町、姫島村を担当。
宇佐地域事務所：宇佐市、中津市、豊後高田市を担当。
日田地域事務所：日田市、玖珠町、九重町を担当。
竹田地域事務所：竹田市、豊後大野市を担当。
佐伯地域事務所：佐伯市を担当。

これらの出先機関を通じて、各地域における自衛官募集や広報活動をきめ細かく実施しています。

関連情報

広報官：自衛隊地方協力本部において、広報活動を担当する自衛官。
陸上自衛隊 / 海上自衛隊 / 航空自衛隊：自衛隊の主要な組織。
即応予備自衛官 / 予備自衛官 / 予備自衛官補：自衛隊の予備戦力。

外部リンク

自衛隊大分地方協力本部
* 自衛隊大分地方協力本部 (@oita_pco) - X（旧Twitter）

自衛隊大分地方協力本部は、大分県における自衛隊の活動を支え、地域社会との連携を深める上で重要な役割を担っています。

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