航空自衛隊第3術科学校

航空自衛隊第3術科学校について

航空自衛隊第3術科学校は、福岡県遠賀郡芦屋町にある芦屋基地に所在する、航空教育集団直轄の教育機関です。この学校は、航空自衛隊における後方支援の中核を担う人材を育成する重要な役割を果たしています。

概要

第3術科学校では、調達や会計といった総務的な業務から、補給、施設、輸送などの後方運用に関する専門的な教育訓練を実施しています。特に、地上輸送や消防、施設などの術科教育においては、公安委員会指定自動車教習所としての機能も有しており、実践的な訓練が行われています。ただし、外部からの教習生は受け入れていないため、正式な指定教習所ではありません。

また、補給部隊の運用に関する調査研究も行っており、その成果は自衛隊の運用能力向上に貢献しています。さらに、芦屋基地の管理業務も担当しており、学校長は芦屋基地司令を兼務しています。

沿革

第3術科学校は、1958年（昭和33年）3月25日に「航空自衛隊整備学校分校」として岐阜基地に設立されました。その後、1959年（昭和34年）6月1日に「航空自衛隊第3術科学校」に改称され、1961年（昭和36年）3月1日には芦屋基地に移転しました。

1989年（平成元年）3月16日には、航空教育集団の新編に伴い、同隷下に編入され、現在に至ります。

組織編成

第3術科学校は、以下の組織で構成されています。

総務課
教務課
第1教育部
第2教育部
整備部
計画課
整備課
業務部
庶務課
補給課
施設課
通信課
管理課
業務課
会計課
衛生課
学生隊

これらの組織が連携し、教育訓練や基地運営を円滑に進めています。

主要幹部

第3術科学校の主要幹部は、学校長をはじめとする各部門の責任者で構成されています。

教育内容

第3術科学校では、以下のような教育訓練が行われています。

総務・会計に関する教育
補給・輸送に関する教育
施設・消防に関する教育
地上輸送に関する教育

これらの教育を通じて、自衛隊員は高度な専門知識と技能を習得し、それぞれの任務を遂行するための能力を向上させています。

まとめ

航空自衛隊第3術科学校は、航空自衛隊の活動を支える後方支援の中核を担う教育機関です。多岐にわたる分野で専門的な教育訓練を実施し、自衛隊員の能力向上に貢献しています。また、芦屋基地の管理業務も担っており、地域社会との連携も深めています。

関連項目

自衛隊自動車訓練所

外部リンク

航空自衛隊第3術科学校組織規則
芦屋基地（第3術科学校）
* 航空教育集団所属部隊等紹介術科学校

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