航空自衛隊第4術科学校

航空自衛隊第4術科学校について

航空自衛隊第4術科学校は、埼玉県熊谷市の熊谷基地に所在する、航空教育集団の直轄教育機関です。この学校は、航空自衛隊における通信・情報、気象、IT関連の専門家育成において、重要な役割を担っています。

主な役割と業務

第4術科学校は、主に以下の業務を行っています。

教育訓練: 通信、情報、気象、IT関連分野における、専門的な知識と技能を習得させるための教育訓練を実施しています。具体的には、通信器材の操作や整備に関する技術教育が行われます。
調査研究: 通信部隊や気象部隊の運用に関する調査・研究を行い、航空自衛隊の運用能力向上に貢献しています。
基地運営: 熊谷基地の主部隊として、学校長が基地司令を兼務し、基地の維持管理、渉外業務、後方支援業務（宿泊、給食、施設管理など）を担当しています。

歴史

第4術科学校の歴史は、1959年（昭和34年）に熊谷基地に設置された「航空自衛隊第2術科学校分校」から始まりました。その後、1961年（昭和36年）7月15日に「航空自衛隊第4術科学校」として改編・発足しました。当初、基地司令職は第2航空教育隊長が兼務していましたが、同年7月17日に第4術科学校長へ移管されました。

1989年（平成元年）3月16日には、航空教育集団の新編に伴い、同集団の隷下となり、生徒隊は航空教育隊隷下に編成替えされました。

組織

第4術科学校は、以下の組織で構成されています。

総務課: 学校全体の運営に関する業務を行います。
教務課: 教育訓練に関する計画・実施を行います。
第1教育部: 特定の専門分野に関する教育訓練を担当します。
第2教育部: 第1教育部とは異なる専門分野の教育訓練を担当します。
整備部: 教育に使用する器材の整備を行います。
計画課: 整備計画の立案を行います。
第1整備課: 特定の器材の整備を行います。
第2整備課: 第1整備課とは異なる器材の整備を行います。
業務部: 基地運営に関する業務を担当します。
庶務課: 基地内の庶務業務を行います。
補給課: 物資の補給業務を行います。
施設課: 基地施設の維持管理を行います。
通信課: 基地内の通信業務を行います。
管理課: 基地の管理業務を行います。
業務課: 基地の業務に関する業務を行います。
会計課: 基地の会計業務を行います。
衛生課: 基地内の衛生管理を行います。
学生隊: 学生の教育・管理を行います。

主要幹部

学校長をはじめとする主要幹部が、学校の運営と教育を統括しています。

まとめ

航空自衛隊第4術科学校は、航空自衛隊の通信、情報、気象、IT関連分野における専門家を育成する重要な教育機関です。また、熊谷基地の主部隊として、基地の維持管理にも貢献しています。

参考情報

航空自衛隊第4術科学校組織規則
熊谷基地所在部隊
航空教育集団所属部隊等紹介術科学校

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