船山祐二

船山 祐二（ふなやま ゆうじ）

基本情報

船山祐二は1985年1月19日に千葉県成田市で生まれました。ポジションはミッドフィールダーで、サッカー選手の船山貴之は彼の弟にあたります。

サッカーキャリアの開始

船山は小学校4年生の時からサッカーを始め、柏レイソルの下部組織でプレーしました。中学校卒業時には、習志野市立習志野高等学校に進学。サッカー部監督の本田裕一郎の退職に伴い、流通経済大学付属柏高等学校に転校すると、そこでの活動を経てその後は流通経済大学に進学しました。大学ではサッカー部に所属し、在学中の2006年にはJFLのリーグ戦で9試合に出場し、2得点を挙げています。

鹿島アントラーズ時代（第1期）

2007年に鹿島アントラーズに入団し、同年4月14日にJ1リーグでの初出場を果たしました。その後、11月18日に初得点を記録し、合計8試合に出場しました。しかし、同年5月に同僚の大道広幸が酒気帯び運転で検挙され、船山もその影響で出場機会を制限されました。2008年は不運な年で、試合出場の機会はわずかでしたが、2009年には期限付きでセレッソ大阪に移籍しました。

セレッソ大阪時代

セレッソ大阪に移籍した2009年は、最初の数試合は出場機会がありませんでしたが、8月末からはレギュラーとして出場し、そのシーズンで5得点を挙げてJ1昇格に貢献しました。シーズン終了後に鹿島アントラーズに復帰するも、2010年度は再び出場機会に恵まれず、カップ戦のみにとどまりました。

モンテディオ山形時代

2011年にモンテディオ山形に完全移籍し、祖母と妻の母親が山形県出身であることが移籍の理由の一つだと言われています。2012年には初ゴールを挙げましたが、2012年末には契約満了に伴い退団しました。

アビスパ福岡時代

2013年からはアビスパ福岡に加入。ここでも山形でのチームメイトと一緒に活動しましたが、契約満了に伴い1年で退団しました。

タイリーグ時代

2014年にはタイのアーミー・ユナイテッドFCに移籍し、2015年にはエアフォース・セントラルFCへと渡り、海外でのサッカー経験を積みました。

東京ヴェルディ時代

2016年、東京ヴェルディに移籍し、Jリーグへの復帰を果たしましたが、そのシーズン終了後に現役引退を決行しました。

引退後の活動

引退後は、地元の成田市でサッカースクール『FUNAJUKU』を設立し、代表として指導を行っています。彼の経験を活かした指導法で、多くの若い選手たちにサッカーの楽しさを伝えています。

所属クラブの一覧

• - ユース経歴

1994年 - 1996年：柏レイソルジュニア
1997年 - 1999年：柏レイソルジュニアユース
2000年：習志野市立習志野高等学校
2001年 - 2002年：流通経済大学付属柏高等学校
2003年 - 2006年：流通経済大学

• - プロ経歴

2007年 - 2010年：鹿島アントラーズ
2009年7月 - 同年12月：セレッソ大阪（期限付き移籍）
2011年 - 2012年：モンテディオ山形
2013年：アビスパ福岡
2014年：アーミー・ユナイテッドFC
2015年：エアフォース・セントラルFC
2016年：東京ヴェルディ

船山祐二は、そのキャリアを通じて多くの挑戦と経験を積んでおり、引退後もサッカー界に貢献し続けています。

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