色彩検定

色彩検定とは

色彩検定は、公益社団法人色彩検定協会が主催する、色に関する知識と技能を評価する検定試験です。1990年に「ファッションカラーコーディネーター検定試験」として始まり、名称変更を経て、2006年度から現在の「色彩検定®」となりました。色彩に関する試験としては最も歴史があり、色の知識を体系的に学びたい方にとって最適な試験と言えるでしょう。

試験概要

色彩検定には、1級、2級、3級、そしてUC級の4つの級があります。受験資格は特に設けられておらず、誰でも受験可能です。各級の併願も可能で、自分のレベルに合わせて受験できます。合格基準は、試験の難易度によって毎回変動しますが、概ね70%前後の正答率が合格ラインとなります。合格者には、合格証書と「色彩コーディネーター」の称号が与えられます。

各級の詳細

1級

年1回実施（1次試験：11月、2次試験：12月）
1次試験：マークシート式（一部記述式）、80分
2次試験：記述式（一部実技を含む）、90分
受験料：15,000円
1次試験合格者は、以降2年間1次試験が免除
2次試験会場は全国8箇所限定（札幌、仙台、東京、金沢、名古屋、大阪、広島、福岡）

2級

年2回実施（6月、11月）
マークシート式（一部記述式）、70分
受験料：10,000円

3級

年2回実施（6月、11月）
マークシート式、60分
受験料：7,000円

UC級

年2回実施（6月、11月）
マークシート式（一部記述式）、60分
受験料：6,000円


1級は難易度が高く、2級、3級の内容も含まれるため、十分な準備が必要です。また、1級合格者のみが、色彩検定協会の色彩講師養成講座を受講できます。この講座の案内は、希望者に合格年から5年間郵送されます（受講は5年以降も可）。

試験内容の特徴

色彩検定は、ファッション業界がルーツではありますが、現在では、色彩の基礎知識、配色技術、インテリア、環境色彩、カラーユニバーサルデザインなど、幅広い分野をカバーしています。そのため、ファッション業界だけでなく、デザイン、建築、教育など、様々な分野で活躍する人々にとって有益な知識が習得できます。

受験を検討している方へ

色彩検定は、色の知識を体系的に学びたい方、色彩に関する仕事に就きたい方、デザインのスキルアップを目指したい方など、様々な目的を持つ方に適した試験です。自分のレベルに合わせて級を選び、段階的に学習を進めることができます。色彩の知識は、日常生活においても非常に役立つため、ぜひ受験を検討してみてください。

関連情報

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外部リンク

色彩検定協会
色彩検定協会 (@shikisai_kentei) - X（旧Twitter）
色彩検定協会 (aft.or.jp) - Facebook
色彩検定協会 - YouTubeチャンネル

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