芝信用金庫

芝信用金庫の概要

芝信用金庫（しばしんようきんこ、英訳：Shiba Shinkin Bank）は、東京都港区に位置する信用金庫です。この金融機関は、2003年に東調布信用金庫と合併し、現在の形に至りました。合併後、芝信用金庫は存続金庫として機能を続けており、地域社会における金融サービスを充実させる役割を担っています。

沿革

芝信用金庫は、1925年に「有限責任芝信用組合」として設立されました。その後、1951年に「芝信用金庫」として改組し、地域の金融機関としての基盤を確立しました。

さらに、2003年7月7日には東調布信用金庫との合併を経て、現在の組織体制が出来上がります。合併により、当金庫は地域的なプレゼンスを強化するとともに、幅広いサービスを提供する体制を整えました。

2020年には、磁気の影響を受けにくい新型通帳「Hi-Co通帳」の取り扱いを開始しました。この通帳は、保証された安全性により顧客から高い評価を得ていますが、すべてのATMで利用できるわけではないため、その点は利用者に注意が必要です。

東調布信用金庫の沿革

東調布信用金庫は、荏原郡東調布村を起源とする金融機関で、1919年に設立されました。設立地にちなんで名付けられ、その本店は東京都大田区雪谷大塚町に位置していましたが、今では芝信用金庫の雪が谷支店としてサービスが提供されています。

この信用金庫は、2001年にわかば信用金庫から一部事業を引き継いだサポートによってその位置を確保し、合併を経て芝信用金庫の一部となりました。

財務状況

最新の金融データ（2015年の店頭配布パンフレットによる）では、芝信用金庫の預金残高はおよそ1兆755億円、貸出金は4462億円、そして有価証券の額面は2858億円に達しています。また、日本格付研究所による評価はAマイナスとされており、安定した財務基盤を有していることが確認されています。

マスコットキャラクター

芝信用金庫には、「シバワン」と「シバ♥サクラ」という二つの可愛らしいマスコットキャラクターが存在します。これらのキャラクターは、顧客との親しみやすさを演出し、地域に根ざした信用金庫のイメージを強化する役目を果たしています。

関連会社

芝信用金庫は、金融サービスを一層充実させるため、いくつかの関連会社も運営しています。具体的には、芝信ビル管理株式会社や芝信ビルサービス株式会社があり、これらは金融サービス以外の分野においても地域の発展に寄与しています。

結論

芝信用金庫は、長い歴史を持つ地域密着型の金融機関として、地域社会における役割を果たしています。顧客との絆を強化するため、今後も新しいサービスの導入や地域貢献に努めていくことが求められます。

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