花島公園

花島公園は、千葉県千葉市花見川区に位置する都市公園（総合公園）です。1988年に計画決定され、長年の歳月をかけて整備されてきました。公園のコンセプトは「水と緑とコミュニティのふれあい」で、その名の通り、水と緑に囲まれた自然豊かな空間が広がっています。総事業費約205億円をかけて整備された広大な敷地内には、様々な施設が点在し、地域住民の憩いの場として親しまれています。

公園の概要

花島公園は、花見川区の花島町、柏井町、犢橋町、天戸町、三角町の一部にまたがる広大なエリアに位置しています。公園内は、以下の7つのゾーンに分かれており、それぞれに異なる魅力があります。

花島公園センター

公園の管理事務所としての機能に加え、体育館やトレーニング室、サークル室、講習室などを備えた複合施設です。運動やコミュニティ活動の拠点として、多くの人に利用されています。
球戯場ゾーン

天然芝のサッカー場と2面のテニスコートを備えたゾーンです。野球、サッカー、ラグビー、グラウンドゴルフなど、様々な球技を楽しむことができます。多目的な利用が可能なため、スポーツ愛好家にとって欠かせない場所となっています。
噴水池ゾーン（渓流園）

自然の谷戸地形と斜面林を生かして整備された親水空間ゾーンです。せせらぎや池があり、自然の中で水と触れ合うことができます。散策路も整備されており、自然を感じながらゆったりと過ごせる場所です。
ふれあいの広場

花島公園センターの目の前に広がる、なだらかな起伏のある芝生広場です。ピクニックやレクリエーションなど、様々な目的で利用できます。開放的な空間で、子供から大人まで楽しむことができます。
中島池ゾーン

ハス、スイレン、カキツバタなどの水生植物が茂る池です。トンボやカエル、野鳥などの生き物が生息しており、自然観察を楽しむことができます。四季折々の美しい景色は、訪れる人々を魅了します。
お花見広場ゾーン

花見川沿いに位置する広場で、桜並木が美しいことで知られています。春には多くの花見客が訪れ、賑わいを見せます。花島観音と共に、桜の名所として有名です。
川辺憩いの広場ゾーン

花見川サイクリングロードに面した緑地広場です。花見川リバーサイドパーク構想に基づいて整備され、川沿いの散策や休憩に最適です。サイクリングの途中に立ち寄る人も多く、自然を満喫できる場所となっています。

アクセス

花島公園へのアクセスは、以下の通りです。

鉄道
JR新検見川駅北口から京成バス「八千代台駅行」「柏井高校行」「団地東口行」に乗車、「千葉幼稚園」下車徒歩10分
JR幕張駅北口からシーサイドバス「花島公園行」に乗車、「花島公園」下車
京成本線八千代台駅東口から京成バス「団地循環行」「車庫行」に乗車、「花見川交番」下車徒歩10分
京成本線八千代台駅東口から京成バス「いきいきプラザ行」に乗車、「花島公園」下車すぐ
* 車
主要地方道長沼船橋線広尾十字路を花見川方面へ進み、花見川大橋を渡って2つ目の信号を右折するとすぐです。

周辺情報

花島公園の周辺には、天福寺（花島観音）や花見川など、見どころも多くあります。公園を訪れる際には、周辺の散策も合わせて楽しむのがおすすめです。

まとめ

花島公園は、スポーツ、自然観察、レクリエーションなど、様々な楽しみ方ができる総合公園です。水と緑に囲まれた美しい環境の中で、心身ともにリフレッシュできる場所として、地域住民だけでなく、多くの人々にとってかけがえのない存在となっています。

外部リンク

千葉市花島公園公式ホームページ

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