花澄

花澄（かずみ）

日本の女優、ナレーター、そして写真家として知られる花澄（かずみ）氏は、10月28日生まれ。
愛称はテクティ。
身長155cm、血液型O型、さそり座に属し、ジェイ・クリップに所属しています。
埼玉県立熊谷女子高等学校を経て、大東文化大学文学部を卒業しています。

経歴

そのキャリアは、大東文化大学在学中の2000年に、ミスキャンパスグランプリを受賞したことから始まりました。
その後、2004年と2005年の二度にわたり、パラオ共和国の国際親善大使を務め、国際的な活動も経験しています。
2007年には、活動名を「塙花澄」から現在の「花澄」へと改名し、表現者としての歩みをさらに進めました。

多彩な活動領域

花澄氏は、俳優としてテレビ、映画、舞台を中心に幅広く活動しています。

俳優活動

テレビドラマでは、『ホテリアー』（テレビ朝日系）、『黒い報告書 女と男の事件ファイルII「仮面」』、『トクボウ 警察庁特殊防犯課』、『スニッファー 嗅覚捜査官』（NHK）などに出演。
近年では、『いとしのニーナ』（CX、FOD）で牛島母役を演じたほか、『ソロモンの偽証』（wowwow）、『だから殺せなかった』（wowwow）では中村香織役を務めました。
特に『相棒 season21』の第13話（2023年1月18日放送、テレビ朝日）では大宮アカネ役として登場し、強い印象を残しました。
教育分野ではEテレの『シゴトえらび』にも出演しています。

映画においては、行定勲監督作品『ピンクとグレー』や、江口カン監督作品『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』といった話題作に参加しています。
金子修介監督とは特に縁が深く、『信虎』でお花役、『百合の雨音』で主演の澤田栞役、『ゴールド・ボーイ』で打越遥役と、複数の作品で重要な役どころを演じ、俳優としての多様な側面を見せています。

舞台活動も精力的で、ウッディーシアター、大塚萬スタジオ、赤坂レッドシアター、下北沢ザ・スズナリなど、様々な劇場に立っています。
『気分はスゥイートルーム』シリーズ、アトリエフォンテーヌでの『同乗するならハンコくれ』、シアターグリーンでの『恋はリボ払い？！』などに出演。
赤坂レッドシアターでは、西沢栄治演出の『夏の夜の夢』や『わが町』にも参加しています。

CM・ナレーション

企業の顔としてCMにも多数出演。
ユーキャン、ネスレ「エアロ」、花王「ソフィーナ」「ファインフィット」、明治安田生命、第一生命、月桂冠、ジュエリーかまたなどのCMに出演し、親しみやすいイメージを伝えています。

また、ナレーターとしても活動しており、その声は多くの番組やCMで聞くことができます。
番組ナレーションとしては、旅チャンネルの「ホリスティックな週末」「ホリスティックな休日」、BSフジの「原宿ブックカフェ」、フジテレビ特番の映画「カラフル」関連番組などを担当しています。
アニメ分野では「エアポッツ」「ホッキョクグマのしろぷうくん」のナレーションを務め、CMではダスキン、P&Gファブリーズ、ミサワホーム、マクドナルド ハッピーセット、ラウンドワン、ACジャパンといった大手企業の広告で耳にすることができます。

ラジオ

ラジオにも出演し、声の表現者としての活動を広げています。
NHK-FMの「DJクラシック」、FM軽井沢の「すべては恋からはじまる」、東京FMの「日本郵便 SUNDAY'S POST」などに出演しています。

写真家活動

花澄氏のもう一つの重要な側面は、写真家としての活動です。
これは彼女の特技の一つでもあり、精力的に作品を発表しています。
これまでに「LOVE駈込み訴え展」「台灣人人犬猫展」「Scent of a...」「世界に、なにを見よう」といった個展やグループ展を開催し、写真を通して独自の世界観を表現しています。
また、写真家としての実力は高く評価されており、第49回JPS展では奨励賞を受賞する実績も持っています。
商業分野では、喜多方にある大和川酒造店の純米吟醸酒『花澄』のラベル撮影を手がけ、関連する写真展「大和川酒造店の風景展〜花澄」も開催するなど、多方面で才能を発揮しています。

特技

特技としては、写真、歌、ジャズダンス、ピアノ、書道、水泳、料理など、非常に多彩な才能を持ち合わせています。
これらの特技は、表現者としての深みにも繋がっていると言えるでしょう。

女優、ナレーター、そして写真家として、花澄氏は常に新たな表現を追求し、その活動領域を広げ続けています。

もう一度検索