花色ヘプタグラム
『花色ヘプタグラム』は、2012年10月26日にLump of Sugarから発売された18禁恋愛アドベンチャーゲームです。
Lump of Sugarの第9作目にあたる本作は、ユーザーからの「セロリ（シナリオ）と萌木原ふみたけ（原画）のコンビ作品が見たい」という要望がきっかけで企画されました。具体的に動き出したのは『学☆王 -THE ROYAL SEVEN STARS-』の開発中だったとされています。
本作では、「学園」「温泉」「不思議」という萌え要素が取り入れられました。プロデューサーのかわうそPからセロリに対し「徹底的に萌えを追求してほしい」というオーダーがあり、セロリ自身もユーザーの期待に応えたいという思いから、このような世界観が構築されました。作品のコンセプトは「牧歌ファンタジー」であり、神々が引き起こす問題を解決する際も、タイトルにふさわしい穏やかな形で進められます。
舞台となる御色村は、実在する温泉街をモデルとしており、萌木原、セロリ、背景担当者などが取材を行っています。モデルとなった場所は公表されていませんが、「東北地方のどこか」とされています。
小学生時代に故郷である御色村を離れた主人公・浪江久也は、毎晩夢に現れる謎の少女に導かれ、10年ぶりに御色村へ帰ってきます。幼馴染みの玉美の実家である温泉旅館「ごしき」に引っ越し、七華学院に編入した久也は、ある夜温泉で不思議な光をまとう玉美を目撃します。玉美や先輩の真乎から、温泉の力で村の異変を解決しているという話を聞き、久也は学院の秘密組織「ヘプタグラム」に加わり、ヒロインたちと共に村の平和を守るための活動を始めることになります。
浪江 久也（なみえ ひさや）
声 - さとう（少年時代のみ）
本作の主人公。12月生まれ。七華学院2年生。小学生時代は御色村に住んでいましたが、その後東京へ引っ越しました。毎晩夢に御色村の風景と謎の少女が現れ、彼女に何かを求められていると感じ、両親と相談して10年ぶりに御色村へ戻ってきました。玉美の家の旅館「ごしき」に下宿し、七華学院に通っています。性格はお調子者で、初対面の人にも物怖じせず、面白そうなことにはすぐに首を突っ込みます。幼い頃は「悪童たちのカリスマ」として知られていたため、転入した学院でもすぐに馴染んでいます。
玉美の不思議な力を見たことをきっかけに、学院の秘密組織「ヘプタグラム」に加わり、村の平和のために活動しています。ただし特殊能力を持たないため、雑用を押し付けられることが多いです。「ごしき」の温泉で御湯利と一緒に入浴中にアンチアークを開花させ、五色川温泉の成分を含んだ水を操る能力「スプラッシュ・マグナム」を使えるようになります。
小石川 玉美（こいしかわ たまみ）
声 - 藤森ゆき奈
身長：154cm、3サイズ：89（F）/57/84、誕生日：9月25日、血液型：A型
学院2年生。クラス委員を務める優等生で、老舗温泉旅館「ごしき」の看板娘。久也の幼馴染みで、小学生時代には恋人関係にあったこともあります。今でも久也に密かに想いを寄せていますが、素直になれずそっけない態度を取ることがあります。家では仲居として旅館の仕事を手伝っています。ヘプタグラムでは、アンチアーク「召喚能力」を使い、様々な神様を呼び出しますが、どんな神様が出てくるかは本人にもわかりません。
知花 明日香（ちばな あすか）
声 - 桜小路薫子
身長：166cm、3サイズ：84（C）/54/79、誕生日：4月12日、血液型：AB型
学院2年生。役者、歌手、モデルなどマルチに活躍するタレントで、芸名は「Asuka」。ひそかに御色村を訪れ、旅館「ごしき」に滞在しながら、趣味の風景写真を撮っています。実は、自身のアンチアーク「五感の増幅・共感の力」の謎を解くために村へやってきました。久也や真乎の話を聞いて学院に転入し、ヘプタグラムに加わりました。
若邑 いずき（わかむら いずき）
声 - 蔦若葉
身長：160cm、3サイズ：86（D）/57/83、誕生日：8月2日
学院2年生。おっとりとした性格で、面倒見が良いです。自身では「心がない」と言いますが、感情は豊かで、天使のような笑顔を見せます。アンチアークを持っていないため、ヘプタグラムでは真乎の補佐などの雑用を担当しています。普段は学院の裏にある七華の花壇の手入れをしています。真乎と一緒に学院に住んでいます。実は真乎によって、村にしか自生しない七華を媒体として生み出された存在です。
藤咲 真乎（ふじさき まお）
声 - 雪都さお梨
身長：148cm、3サイズ：76（D）/56/78、誕生日：8月2日、血液型：B型
学院3年生。七華学院の学院長。小柄で幼い外見をしていますが、学院長として威張っており、「小さい」「チビ」などと言われると杖で叩きます。性格はオヤジで女好き、ドSです。淡々とした口調でヒロインたちにセクハラ発言をすることがあります。ヘプタグラムの部長を務めており、強力なアンチアークを持っていますが、面倒くさがりなため、問題の対処はほとんど他のメンバーに任せています。
円乃 瞳（つぶらの ひとみ）
声 - 卯衣
学院2年生。御湯利神社の一人娘で、久也と玉美の幼馴染み。つぶらな瞳を持ち、性格も優しく、学園内外で人気者です。村の様々な場所でアルバイトをしています。健太のことを慕っているようです。
白澤 健太（しろさわ けんた）
声 - 大石恵三
学院2年生で、久也の幼馴染み。自称「学院最凶のツッパリ」で多くの舎弟がいると豪語していますが、実際は気弱な性格です。瞳の想いに気づいていないようです。
門田淵 大吾（もんでんぶち だいご）
声 - J一郎
久也たちのクラス担任。「ハガネの大吾」と呼ばれるマッチョな体と暑苦しい笑顔で村で有名です。かつては久也たち悪童を諫めるライバルでしたが、今でも誰も逆らえません。
小石川 秦（こいしかわ しん）
声 - 山本兼平
玉美の父親で、旅館「ごしき」の経営者兼板長。寡黙で実直な人柄です。久也の父親・洋司とは幼馴染みで、久也にも実の息子のように接しています。
小石川 琴音（こいしかわ ことね）
声 - 葉月
玉美の母親で、「ごしき」の女将。落ち着いた雰囲気の和風美人ですが、怒ると怖く、女将としての厳しさも持っています。玉美は彼女を尊敬しています。
五所川原 修治（ごしょがわら しゅうじ）
声 - 中井草みやび
隣村から御色村に頻繁に訪れ、小説のネタを探す作家（自称）。村の歴史や民話に詳しいですが、恐がりでオカルトは苦手です。
御湯利（みゆり）
声 - 志木こよみ
身長：140cm、3サイズ：70（AA）/50/71
学院1年生。ケモノ耳と尻尾を持つ女の子で、久也の前に神出鬼没に現れます。実は五色川温泉の神様で、ヘプタグラムによって正式に召喚されました。見た目は幼いですが、明るく礼儀正しい性格で皆に可愛がられており、特に久也に懐いています。自分の耳や尻尾を周りに気にならないようにする力を持っており、真乎の手配で学院に編入しました。ヘプタグラムには入っていませんが、部室にもよく出入りしメンバーと一緒に過ごしています。
ラビエル
声 - なかせひな
小さく平たい猫型の神様。玉美によく召喚されますが、勝手に出てくることもあります。偉い神様らしいですが、言動が変態でドMなため、周囲から全く敬われておらず、よく「雑巾」と呼ばれています。
有馬 墨斎（ありま ぼくさい）
御色村生まれの風景画家。故人であり、霊となって村の外れにあるコロビヤマに存在しています。
御色（ごしき）村
本作の舞台。東京から新幹線で4時間、さらにローカル線で1時間の距離に位置します。昔、修験者が湯に浸かって能力を開花させたという伝説が残る五色川温泉郷があり、村には硫黄の香りが漂います。20軒ほどの温泉宿があり、玉美の実家「ごしき」は村で最も古い老舗旅館です。神々が集まる場所で、彼らの力によって様々な異変が起こります。
七華（しちか）学院
久也たちが通う学院。1学年あたり20人程度の小規模校です。「ごしき」の別湯だった公衆浴場を改築した木造校舎で、「ごしき」とは渡り廊下でつながっています。校舎内には浴場があり、生徒は自由に利用できます。校名の由来はこの地方にしか咲かない7枚の花弁を持つ「七華」という花で、校舎の裏には七華の花壇があります。
ヘプタグラム
表向きは七華学院放送部で、学院長室の奥にある部室から昼休みに校内番組「セブン・ガーデン・ナイツ」を放送しています。しかし、実際は御色村で起こる様々な異変（アーク現象）を解決する秘密組織です。創設者は真乎で、当初のメンバーは真乎、玉美、いずきの3人でしたが、後に久也と明日香も加わりました。真乎、玉美、明日香は特殊能力（アンチアーク）を使って問題解決に当たっています。メンバーは真乎から正七芒星（ヘプタグラム）が描かれたペンダントを授けられます。
アーク現象
御色村に集まる神々が原因で起こる異変現象です。通常は心霊現象として片付けられますが、大きな事件につながる可能性があるため、ヘプタグラムのメンバーが特殊能力「アンチアーク」を使って解決しています。
アンチアーク
五色川温泉に長期間入浴すると発現する特殊能力。個人の素質によって能力の種類が異なります。使用すると力を消耗しますが、温泉に入ると回復します。
キャラクターデザイン・原画 - 萌木原ふみたけ
シナリオ - セロリ、てつじん
音楽 - 大川茂伸
背景線画 - 塩澤良憲
ディレクター - セロリ
サブディレクター - 若津一海
プロデューサー - かわうそP
オープニングテーマ「恋色の花咲く頃」
歌 - 中恵光城 / 作詞 - 澄田まお / 作曲・編曲 - 増谷賢
エンディングテーマ「故郷」
歌 - Kicco / 作詞 - 中山♥マミ（Angel Note） / 作曲・編曲 - 佐々倉マコト（Angel Note）
※初回限定版特典『御色村便り うたとおはなしのスペシャルCD』に、両曲のフルバージョンとインストゥルメンタルが収録されています。
書籍
花色ヘプタグラム ビジュアルファンブック
2013年3月8日発売 / 発行：エンターブレイン / ISBN 978-4-04-728827-0
ビジュアルや設定資料、スタッフインタビュー、書き下ろしショートストーリー『あの日の、あの時の……』などを収録しています。
（18歳未満閲覧禁止のサイトを含みます）
花色ヘプタグラム
概要
Lump of Sugarの第9作目にあたる本作は、ユーザーからの「セロリ（シナリオ）と萌木原ふみたけ（原画）のコンビ作品が見たい」という要望がきっかけで企画されました。具体的に動き出したのは『学☆王 -THE ROYAL SEVEN STARS-』の開発中だったとされています。
本作では、「学園」「温泉」「不思議」という萌え要素が取り入れられました。プロデューサーのかわうそPからセロリに対し「徹底的に萌えを追求してほしい」というオーダーがあり、セロリ自身もユーザーの期待に応えたいという思いから、このような世界観が構築されました。作品のコンセプトは「牧歌ファンタジー」であり、神々が引き起こす問題を解決する際も、タイトルにふさわしい穏やかな形で進められます。
舞台となる御色村は、実在する温泉街をモデルとしており、萌木原、セロリ、背景担当者などが取材を行っています。モデルとなった場所は公表されていませんが、「東北地方のどこか」とされています。
ストーリー
小学生時代に故郷である御色村を離れた主人公・浪江久也は、毎晩夢に現れる謎の少女に導かれ、10年ぶりに御色村へ帰ってきます。幼馴染みの玉美の実家である温泉旅館「ごしき」に引っ越し、七華学院に編入した久也は、ある夜温泉で不思議な光をまとう玉美を目撃します。玉美や先輩の真乎から、温泉の力で村の異変を解決しているという話を聞き、久也は学院の秘密組織「ヘプタグラム」に加わり、ヒロインたちと共に村の平和を守るための活動を始めることになります。
登場人物
主人公
浪江 久也（なみえ ひさや）
声 - さとう（少年時代のみ）
本作の主人公。12月生まれ。七華学院2年生。小学生時代は御色村に住んでいましたが、その後東京へ引っ越しました。毎晩夢に御色村の風景と謎の少女が現れ、彼女に何かを求められていると感じ、両親と相談して10年ぶりに御色村へ戻ってきました。玉美の家の旅館「ごしき」に下宿し、七華学院に通っています。性格はお調子者で、初対面の人にも物怖じせず、面白そうなことにはすぐに首を突っ込みます。幼い頃は「悪童たちのカリスマ」として知られていたため、転入した学院でもすぐに馴染んでいます。
玉美の不思議な力を見たことをきっかけに、学院の秘密組織「ヘプタグラム」に加わり、村の平和のために活動しています。ただし特殊能力を持たないため、雑用を押し付けられることが多いです。「ごしき」の温泉で御湯利と一緒に入浴中にアンチアークを開花させ、五色川温泉の成分を含んだ水を操る能力「スプラッシュ・マグナム」を使えるようになります。
ヒロイン
小石川 玉美（こいしかわ たまみ）
声 - 藤森ゆき奈
身長：154cm、3サイズ：89（F）/57/84、誕生日：9月25日、血液型：A型
学院2年生。クラス委員を務める優等生で、老舗温泉旅館「ごしき」の看板娘。久也の幼馴染みで、小学生時代には恋人関係にあったこともあります。今でも久也に密かに想いを寄せていますが、素直になれずそっけない態度を取ることがあります。家では仲居として旅館の仕事を手伝っています。ヘプタグラムでは、アンチアーク「召喚能力」を使い、様々な神様を呼び出しますが、どんな神様が出てくるかは本人にもわかりません。
知花 明日香（ちばな あすか）
声 - 桜小路薫子
身長：166cm、3サイズ：84（C）/54/79、誕生日：4月12日、血液型：AB型
学院2年生。役者、歌手、モデルなどマルチに活躍するタレントで、芸名は「Asuka」。ひそかに御色村を訪れ、旅館「ごしき」に滞在しながら、趣味の風景写真を撮っています。実は、自身のアンチアーク「五感の増幅・共感の力」の謎を解くために村へやってきました。久也や真乎の話を聞いて学院に転入し、ヘプタグラムに加わりました。
若邑 いずき（わかむら いずき）
声 - 蔦若葉
身長：160cm、3サイズ：86（D）/57/83、誕生日：8月2日
学院2年生。おっとりとした性格で、面倒見が良いです。自身では「心がない」と言いますが、感情は豊かで、天使のような笑顔を見せます。アンチアークを持っていないため、ヘプタグラムでは真乎の補佐などの雑用を担当しています。普段は学院の裏にある七華の花壇の手入れをしています。真乎と一緒に学院に住んでいます。実は真乎によって、村にしか自生しない七華を媒体として生み出された存在です。
藤咲 真乎（ふじさき まお）
声 - 雪都さお梨
身長：148cm、3サイズ：76（D）/56/78、誕生日：8月2日、血液型：B型
学院3年生。七華学院の学院長。小柄で幼い外見をしていますが、学院長として威張っており、「小さい」「チビ」などと言われると杖で叩きます。性格はオヤジで女好き、ドSです。淡々とした口調でヒロインたちにセクハラ発言をすることがあります。ヘプタグラムの部長を務めており、強力なアンチアークを持っていますが、面倒くさがりなため、問題の対処はほとんど他のメンバーに任せています。
サブキャラクター
円乃 瞳（つぶらの ひとみ）
声 - 卯衣
学院2年生。御湯利神社の一人娘で、久也と玉美の幼馴染み。つぶらな瞳を持ち、性格も優しく、学園内外で人気者です。村の様々な場所でアルバイトをしています。健太のことを慕っているようです。
白澤 健太（しろさわ けんた）
声 - 大石恵三
学院2年生で、久也の幼馴染み。自称「学院最凶のツッパリ」で多くの舎弟がいると豪語していますが、実際は気弱な性格です。瞳の想いに気づいていないようです。
門田淵 大吾（もんでんぶち だいご）
声 - J一郎
久也たちのクラス担任。「ハガネの大吾」と呼ばれるマッチョな体と暑苦しい笑顔で村で有名です。かつては久也たち悪童を諫めるライバルでしたが、今でも誰も逆らえません。
小石川 秦（こいしかわ しん）
声 - 山本兼平
玉美の父親で、旅館「ごしき」の経営者兼板長。寡黙で実直な人柄です。久也の父親・洋司とは幼馴染みで、久也にも実の息子のように接しています。
小石川 琴音（こいしかわ ことね）
声 - 葉月
玉美の母親で、「ごしき」の女将。落ち着いた雰囲気の和風美人ですが、怒ると怖く、女将としての厳しさも持っています。玉美は彼女を尊敬しています。
五所川原 修治（ごしょがわら しゅうじ）
声 - 中井草みやび
隣村から御色村に頻繁に訪れ、小説のネタを探す作家（自称）。村の歴史や民話に詳しいですが、恐がりでオカルトは苦手です。
カミサマ
御湯利（みゆり）
声 - 志木こよみ
身長：140cm、3サイズ：70（AA）/50/71
学院1年生。ケモノ耳と尻尾を持つ女の子で、久也の前に神出鬼没に現れます。実は五色川温泉の神様で、ヘプタグラムによって正式に召喚されました。見た目は幼いですが、明るく礼儀正しい性格で皆に可愛がられており、特に久也に懐いています。自分の耳や尻尾を周りに気にならないようにする力を持っており、真乎の手配で学院に編入しました。ヘプタグラムには入っていませんが、部室にもよく出入りしメンバーと一緒に過ごしています。
ラビエル
声 - なかせひな
小さく平たい猫型の神様。玉美によく召喚されますが、勝手に出てくることもあります。偉い神様らしいですが、言動が変態でドMなため、周囲から全く敬われておらず、よく「雑巾」と呼ばれています。
霊
有馬 墨斎（ありま ぼくさい）
御色村生まれの風景画家。故人であり、霊となって村の外れにあるコロビヤマに存在しています。
世界観・用語
御色（ごしき）村
本作の舞台。東京から新幹線で4時間、さらにローカル線で1時間の距離に位置します。昔、修験者が湯に浸かって能力を開花させたという伝説が残る五色川温泉郷があり、村には硫黄の香りが漂います。20軒ほどの温泉宿があり、玉美の実家「ごしき」は村で最も古い老舗旅館です。神々が集まる場所で、彼らの力によって様々な異変が起こります。
七華（しちか）学院
久也たちが通う学院。1学年あたり20人程度の小規模校です。「ごしき」の別湯だった公衆浴場を改築した木造校舎で、「ごしき」とは渡り廊下でつながっています。校舎内には浴場があり、生徒は自由に利用できます。校名の由来はこの地方にしか咲かない7枚の花弁を持つ「七華」という花で、校舎の裏には七華の花壇があります。
ヘプタグラム
表向きは七華学院放送部で、学院長室の奥にある部室から昼休みに校内番組「セブン・ガーデン・ナイツ」を放送しています。しかし、実際は御色村で起こる様々な異変（アーク現象）を解決する秘密組織です。創設者は真乎で、当初のメンバーは真乎、玉美、いずきの3人でしたが、後に久也と明日香も加わりました。真乎、玉美、明日香は特殊能力（アンチアーク）を使って問題解決に当たっています。メンバーは真乎から正七芒星（ヘプタグラム）が描かれたペンダントを授けられます。
アーク現象
御色村に集まる神々が原因で起こる異変現象です。通常は心霊現象として片付けられますが、大きな事件につながる可能性があるため、ヘプタグラムのメンバーが特殊能力「アンチアーク」を使って解決しています。
アンチアーク
五色川温泉に長期間入浴すると発現する特殊能力。個人の素質によって能力の種類が異なります。使用すると力を消耗しますが、温泉に入ると回復します。
スタッフ
キャラクターデザイン・原画 - 萌木原ふみたけ
シナリオ - セロリ、てつじん
音楽 - 大川茂伸
背景線画 - 塩澤良憲
ディレクター - セロリ
サブディレクター - 若津一海
プロデューサー - かわうそP
主題歌
オープニングテーマ「恋色の花咲く頃」
歌 - 中恵光城 / 作詞 - 澄田まお / 作曲・編曲 - 増谷賢
エンディングテーマ「故郷」
歌 - Kicco / 作詞 - 中山♥マミ（Angel Note） / 作曲・編曲 - 佐々倉マコト（Angel Note）
※初回限定版特典『御色村便り うたとおはなしのスペシャルCD』に、両曲のフルバージョンとインストゥルメンタルが収録されています。
関連商品
書籍
花色ヘプタグラム ビジュアルファンブック
2013年3月8日発売 / 発行：エンターブレイン / ISBN 978-4-04-728827-0
ビジュアルや設定資料、スタッフインタビュー、書き下ろしショートストーリー『あの日の、あの時の……』などを収録しています。
脚注
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外部リンク
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