若桜町立若桜学園

若桜町立若桜学園概要

若桜町立若桜学園は、鳥取県八頭郡若桜町に位置する教育機関で、小学校と中学校が一体となった小中一貫教育を提供しています。この学園は、鳥取県内において二校目の小中一貫校として設立され、地域に密着した教育環境を整えています。

教育理念

若桜学園は、「連続した教育を通じて格差のない確かな学力の育成」、「郷土への愛情と地域との共生」を教育理念に掲げています。この理念のもと、義務教育の9年間を前期4年、中期3年、後期2年に分けて段階的に進め、子どもたちが安心して成長できる環境を構築しています。

校章のデザイン

校章は、旧若桜小学校と旧若桜中学校の校章からインスパイアを受けており、若桜町の象徴である「桜」の花びらと「萌え出る若葉」を組み合わせています。中央には「若」という文字を配置し、地域の特性を反映させています。

沿革と歴史

若桜学園は2012年に設立され、当時は若桜町立若桜小学校と若桜町立若桜中学校が統合されました。設立後すぐに「少人数学級を活かした学びと指導の創造事業」の研究指定を受け、教育の質の向上に努めています。さらに、以下のような年表が若桜学園の成長の歴史を物語っています。

• - 2012年4月1日：若桜小学校と若桜中学校が統合し、若桜学園が開校。
• - 2013年：大韓民国平昌郡蓬坪初等学校と友好交流を開始。
• - 2014年1月：給食センターを新設し、新しい給食サービスがスタート。
• - 2017年：全教室にエアコンを設置しました。
• - 2018年：校内に無線LANを導入、教育環境のIT化を推進。
• - 2019年：全教室に電子黒板とタブレットを配置し、ICT教育を強化。
• - 2020年：児童生徒一人に1台のタブレットを整備し、さらなる教育の充実化を図る。

教育目標

若桜学園は、「若桜を愛し、世界に羽ばたく心豊かでたくましい子どもの育成」を教育目標として掲げており、次世代を担う子どもたちに必要な資質と能力を育てることを重視しています。

校訓と目指す子ども像

校訓は「自ら立て、正義に立て、社会に立て」となっており、自立した個人を育成することを目指しています。具体的には、以下のような子ども像を設定しています。

• - 求める子：周囲の事象に興味を持ち、主体的に課題を追求する姿勢。
• - つながる子：周りの人と積極的にコミュニケーションを図り、自分の世界を広げる子。
• - 高める子：自分の経験を基に課題解決に取り組む姿勢を大切にする子。

通学区域と周辺環境

若桜町立若桜学園の通学区域は若桜町全域で、多様な地域から子どもたちが通っています。学校周辺には、若桜宿や若桜神社、龍徳寺、さらには自然豊かな氷ノ山や八東川があります。地域との繋がりを大切にしながら、子どもたちは教育に励んでいます。

交通アクセス

若桜学園への交通は、若桜鉄道若桜線の若桜駅から徒歩1.6キロメートルの位置にあります。また、周辺にはバス路線もあり、通学に便利な環境が整っています。

このように、若桜町立若桜学園は、地域社会と連携しながら子どもたちを育てることに情熱を注いでいる教育機関です。

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