神聖かまってちゃんの6枚目のオリジナル
アルバム『英雄syndrome』は、
2014年9月10日に
ワーナーミュージック・ジャパンから発売されました。前作『
楽しいね』から約2年ぶりのリリースとなり、ファン待望の作品となりました。
本作には、
2014年4月から3ヶ月連続でリリースされた
シングル「
フロントメモリー」「ロボットノ夜」「
ズッ友」が収録されており、発売前から話題を集めました。ジャケットイラストは、漫画家・イラストレーターの御免なさいが担当し、
アルバムの世界観を表現しています。
収録曲は以下の通りです。
1. オルゴールの魔法
バンド初の試みとしてサンプリングが用いられた楽曲です。
2. ズッ友
シングル曲としてリリースされました。
3. ロボットノ夜
配信限定でリリースされたシングル曲です。
4. 新宿駅
リード曲であり、ミュージックビデオでは、
の子が
サラリーマンに扮し、恋人役を女優の
大沢ひかるが演じています。
5. おかえり
6. 背伸び
7. 彼女は太陽のエンジェル
この曲でもサンプリングが用いられており、Jason Rivasの「Push Your Feeling Higher」が使用されています。
8. ひとりぼっち
元々は
アルバム『
つまんね』の
隠しトラックとして収録されていた「もしもこんな時ひとりぼっちだったら」のリメイクです。
9.
フロントメモリー feat.川本真琴
シングル曲としてリリースされました。
10. だいじょぶわないじゃん
11. 砲の上のあの娘
2013年1月に
の子がデモ音源を
YouTubeに発表した楽曲です。
12.
フロントメモリー(
の子vo.ver)
* ボーナストラックとして収録されています。バックトラックはこの音源のために録り下ろされたもので、デモ音源や川本真琴が歌っている
シングルの音源とは異なります。
『英雄syndrome』は、
神聖かまってちゃんの新たな一面を見ることができる作品であり、彼らの音楽性の幅広さを感じることができます。
サンプリングやリメイクといった新たな試みも取り入れられ、聴きごたえのある
アルバムとなっています。また、ジャケットイラストやミュージックビデオなど、視覚的な要素も楽しめる作品です。
アルバムタイトルにもなっている「英雄症候群」という言葉は、社会的な状況や心理的な状態を表す言葉として存在しますが、この
アルバムでは、どのような意味合いで用いられているのでしょうか。楽曲を聴き込むことで、その答えが見えてくるかもしれません。
神聖かまってちゃんのファンはもちろん、新しい音楽を探している人にもおすすめの
アルバムです。