茨城県道105号友部内原線

茨城県道105号友部内原線について

茨城県道105号友部内原線は、茨城県笠間市（旧友部町）から水戸市（旧内原町）へと至る、全長約8.8kmの主要地方道です。この道路は、地域の交通ネットワークにおいて重要な役割を担っており、沿線にはJR水戸線や茨城県立中央病院などの施設があります。

路線概要

起点: 笠間市大田町（八反山交差点、国道355号宍戸バイパスとの交点）
終点: 水戸市鯉淵町（茨城県道30号水戸岩間線との交点）
総延長: 8.800 km
重用延長: なし
未供用延長: なし
実延長: 8.800 km
自動車交通不能区間延長: なし

この道路は、笠間市大田町から東へ進み、JR友部駅前を経由して水戸市鯉淵町へと至ります。

歴史

1982年（昭和57年）11月1日に、旧県道茨城友部線を廃止し、新たに友部町を起点、内原町を終点とする区間が県道として認定されました。1995年（平成7年）に整理番号が105に変更され、現在の路線名に至ります。

主な出来事

1982年11月1日：県道友部内原線（整理番号113）として路線認定。同時に、旧茨城友部線を廃止。
1989年12月28日：友部町南友部から東平1丁目までのバイパス工事区域が決定。
1993年12月24日：内原町五平から鯉淵までのバイパス道路が開通。
1995年3月30日：整理番号が113から105に変更。
1999年2月15日：内原町五平から鯉淵の旧道が町道に降格。
2000年2月15日：友部町南友部から東平1丁目までのバイパス道路が開通。
2013年8月22日：笠間市の国道355号旧道の一部が編入され、起点が八反山交差点となる。
2014年2月14日:水戸市五平町-同市鯉淵町の道路改良バイパス路を供用開始。
2017年7月18日：水戸市五平町の旧道が県道指定を解除され、市道に降格。


特に、水戸市五平町付近では、現道が狭く歩道がなかったため、2017年までに1.23kmの拡幅工事と歩道設置が行われ、交通の円滑化と安全性の向上が図られました。

路線状況

この県道は、災害発生時の緊急輸送道路としての役割も担っており、電柱の設置が制限されるなど、道路の機能維持に配慮した管理が行われています。

重複区間

茨城県道193号杉崎友部線（笠間市大田町・大田町十字路 - 同市南友部・宮前交差点）：約2.3km

通過する自治体

茨城県
笠間市
水戸市

交差する道路

茨城県道193号杉崎友部線（笠間市南友部）
茨城県道281号平友部停車場線（笠間市八雲）

沿線施設

JR水戸線
宍戸駅
友部駅
茨城県立中央病院（笠間市鯉淵）

参考資料

* 茨城県土木部「茨城県道路現況調書」


茨城県道105号友部内原線は、地域の生活を支える重要なインフラであり、今後もその役割を果たし続けることが期待されます。

もう一度検索