茨城県道125号中里坂東線

概要

茨城県道125号中里坂東線は、茨城県古河市東山田を起点とし、坂東市岩井に至る全長約15kmの一般県道です。この道路は、県道つくば古河線から分岐して南下し、坂東市へと至ります。

路線データ

起点：茨城県古河市東山田（茨城県道56号つくば古河線交点）
終点：茨城県坂東市岩井（茨城県道20号結城坂東線交点）
総延長：15.518 km
重用延長：0.058 km
実延長：15.460 km

歴史

この道路は、1959年（昭和34年）に県道中里岩井線として認定されました。当初は猿島郡三和村大字中里を起点とし、猿島郡猿島町を経由して猿島郡岩井町を終点とする区間でした。2006年（平成18年）の市町村合併により、岩井市が坂東市となったことから、現在の県道中里坂東線という名称に改称されました。

年表

1934年（昭和9年）：前身にあたる岩井古河線が路線認定。
1959年（昭和34年）10月14日：県道中里岩井線として路線認定。猿島郡三和村大字中里の県道宗道古河線（現在の県道つくば古河線）分岐から、猿島郡猿島町を経由し、猿島郡岩井町大字岩井の県道結城岩井線（現在の県道結城坂東線）交点までを道路区域とする。
1970年（昭和45年）11月30日：猿島郡猿島町大字生子地内の狭隘区間（最小幅員4.2m、延長360m）を道路改良、供用開始。
1995年（平成7年）3月30日：整理番号が144から現在の125に変更。
2000年（平成12年）4月1日：猿島郡三和町大字東山田 - 猿島町生子の区間が、車両の最大重量限度25トンの道路に指定。
2002年（平成14年）4月1日：猿島町大字生子 - 岩井市大字借宿の区間が、車両の最大重量限度25トンの道路に指定。
2004年（平成16年）3月22日：猿島郡三和町大字東山田 - 猿島郡猿島町大字逆井の区間が、車両の高さの最高限度4.1mの道路に指定。
2006年（平成18年）4月1日：路線名が中里坂東線へ改称。
2010年（平成22年）4月1日：坂東市逆井 - 坂東市菅谷の区間が、車両の最大重量限度25トンの道路に指定。
2013年（平成25年）3月14日：国道354号岩井バイパス建設に伴い、坂東市岩井地内の迂回ルート（674m）を供用開始。
2018年（平成30年）4月1日：坂東市岩井の区間が、車両の最大重量限度25トンの道路に指定。
2022年（令和4年）11月28日：坂東市岩井地内の旧道区間（338mおよび265m）を指定から除外し、一部を坂東市へ移管。

路線状況

全線が2車線で、見通しが良い区間が多く、交通量が少ないため比較的スムーズに走行できます。ほとんどの区間で追い越しが可能です。

地理

道路は常総台地に位置しており、高低差が少ない平坦な地形です。沿線には住宅も見られますが、大部分は農地となっています。

通過する自治体

茨城県
古河市
猿島郡境町
坂東市

交差する主な道路

茨城県道126号尾崎境線（古河市東山田・清水交差点）
茨城県道137号若境線（坂東市逆井・前山十字路交差点）
茨城県道24号土浦境線（坂東市生子・生子南交差点）
国道354号岩井バイパス（坂東市岩井）
茨城県道20号結城坂東線（坂東市岩井・終点まで重複）

参考文献

茨城県土木部『茨城県道路現況調書 令和2年3月1日現在』

関連項目

茨城県の県道一覧

外部リンク

茨城県土木部
境工事事務所（道路管理事務所）

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