茨城県道135号猿島常総線

茨城県道135号猿島常総線について

茨城県道135号猿島常総線は、茨城県坂東市内を通る主要な一般県道です。この道路は、坂東市北東部を南北に縦断し、地域の交通を円滑にする重要な役割を担っています。旧猿島町に由来する路線名を持ち、地域住民の生活に密接に関わっています。

概要

この県道は、坂東市坂井の前原交差点（茨城県道137号若境線との交点）を起点とし、南下して沓掛地区を経由し、坂東市大口の国道354号に至る、全長約15kmの路線です。道路はほぼ西仁連川に沿って延びており、坂東市の北東部地域を縦断する主要な動脈となっています。

路線データ

起点: 茨城県坂東市逆井2210-1番地（茨城県道137号若境線交点＝前原交差点）
終点: 茨城県坂東市大口字加房木2580番1地先（国道354号交点）
総延長: 15.169 km
重用延長: 0.017 km
未供用延長: なし
実延長: 15.152 km
自動車交通不能区間延長: なし

歴史

この県道の歴史は、1963年（昭和38年）にまで遡ります。前身である県道猫実猿島線を廃止し、県道猿島水海道線として認定されました。その後、1995年（平成7年）に整理番号が135に変更され、2006年（平成18年）の市町村合併に伴い、現在の路線名である猿島常総線となりました。

1959年（昭和34年）：県道猫実猿島線が路線認定。
1963年（昭和38年）：県道猿島水海道線として路線認定（整理番号100）。
1964年（昭和39年）：車両制限令に基づく指定を受ける。
1995年（平成7年）：整理番号が159から135に変更。
1995年（平成7年）：沓掛 - 内野山間のバイパス道路が決定。
2002年（平成14年）：幸田新田 - 猫実間の区間が最大重量限度25トンの道路に指定。
2004年（平成16年）：山地内で道路拡幅改良が決定。
2004年（平成16年）：猫実新田 - 大口間のバイパス道路が開通。
2005年（平成17年）：大口 - 猫実間の旧道が市道に降格。
2006年（平成18年）：猿島常総線に路線名改称。

路線状況

この県道の一部区間、特に坂東市逆井（前原交差点）から沓掛（沓掛交差点）までの間は、緊急輸送道路として指定されており、災害発生時の被害拡大防止のため、電柱の設置が制限されています。

道路施設

この県道には、以下の主要な橋梁が含まれています。

馬内橋（西仁連川、坂東市内野山）
幸田橋（飯沼川、坂東市幸田新田）

地理

この県道は、茨城県坂東市内のみを通過します。

交差する道路

茨城県道137号若境線（坂東市逆井 起点・前原交差点）
茨城県道20号結城坂東線（坂東市沓掛 沓掛交差点）
茨城県道136号高崎坂東線（坂東市内野山 内野山小前交差点）
茨城県道123号土浦坂東線（坂東市勘助新田 勘助新田交差点）
国道354号バイパス（坂東市猫実 / 猫実新田）
国道354号（坂東市大口）

沿線施設

坂東市立逆井山小学校（坂東市逆井）
坂東市役所猿島庁舎（坂東市山）
坂東市立沓掛小学校（坂東市沓掛）
猿島郵便局（坂東市猿島）
坂東市立内野山小学校（坂東市内野山）

参考文献

茨城県土木部『茨城県道路現況調書 令和2年3月1日現在』

関連項目

茨城県の県道一覧

外部リンク

茨城県土木部
境工事事務所（坂東市区間の道路の管理事務所）

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