茨城県道150号月岡真壁線

茨城県道150号月岡真壁線

茨城県道150号月岡真壁線は、茨城県石岡市月岡を起点とし、桜川市真壁町真壁に至る、全長約11.7kmの一般県道です。この路線は、地域の交通網を形成する上で重要な役割を担っており、生活道路としてだけでなく、観光ルートの一部としても利用されています。

概要

起点: 茨城県石岡市月岡（月岡西交差点、茨城県道138号石岡つくば線分岐）
終点: 茨城県桜川市真壁町真壁（川原町交差点、茨城県道7号石岡筑西線交点）
総延長: 11.693 km
重用延長: 0.908 km
実延長: 10.785 km

この道路は、石岡市と桜川市という二つの市を結ぶ主要なルートであり、地域住民の日常生活や経済活動を支えています。

歴史

この路線の歴史は古く、前身となる道路は1920年代にまで遡ります。現在の形になったのは、1959年（昭和34年）に北条柿岡線と小幡真壁線が統合された時です。

1920年（大正9年）9月1日: 北条柿岡線が路線認定。
1928年（昭和3年）3月1日: 小幡真壁線が路線認定。
1959年（昭和34年）10月14日: 北条柿岡線と小幡真壁線を統合し、現在の路線として認定。この時、起点は新治郡八郷町大字月岡、終点は真壁郡真壁町大字真壁と定められました。
1976年（昭和51年）12月27日: 八郷町内の旧道からバイパス道路（フルーツライン）に切り替え。
1980年（昭和55年）3月31日: 石岡下館線の道路改良工事に伴い、終点が川原町交差点へ変更。
1982年（昭和57年）3月23日: 八郷町内の旧道の一部が町道へ降格。
1983年（昭和58年）5月12日: フルーツライン完成に伴い、旧道の一部が町道へ降格。
1995年（平成7年）3月30日: 整理番号が180から150に変更。

これらの変遷を経て、現在の茨城県道150号月岡真壁線が形成されています。

路線状況

この路線の一部は、災害時の緊急輸送道路として指定されており、電柱の設置が制限されています。これは、災害発生時の道路の安全確保を目的としたものです。

地理

この路線は、石岡市から桜川市へと、山間部を抜けるルートを通っています。特に、湯袋峠は、この路線の特徴的な地形の一つです。

通過する自治体:
茨城県
石岡市
桜川市
交差する道路:
茨城県道42号笠間つくば線
茨城県道505号桜川土浦潮来自転車道線
茨城県道41号つくば益子線
沿線:
茨城県フラワーパーク（石岡市下青柳）
国民宿舎つくばね（石岡市小幡）
湯袋峠

沿線には、観光スポットや自然豊かな風景が広がっており、ドライブやツーリングにも適したコースとなっています。

脚注

この道路に関する情報は、茨城県土木部が発行する「茨城県道路現況調書」に詳しく記載されています。

参考文献

茨城県土木部『茨城県道路現況調書 令和2年3月1日現在』

関連項目

茨城県の県道一覧
湯袋峠

外部リンク

茨城県土木部
土浦土木事務所（石岡市区間の道路の管理事務所）
* 筑西土木事務所（桜川市区間の道路の管理事務所）

茨城県道150号月岡真壁線は、地域住民にとって欠かせない生活道路であるとともに、観光資源としても重要な役割を果たしている道路です。

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