茨城県道165号山方常陸大宮線

茨城県道165号山方常陸大宮線

茨城県道165号山方常陸大宮線は、茨城県常陸大宮市内を通る主要な一般県道です。この道路は、常陸大宮市山方地区から同市富岡地区を結び、地域住民の生活や経済活動を支える重要な役割を果たしています。

概要

起点: 茨城県常陸大宮市山方字枇杷川四丁目1414番4地先（国道118号交点）
終点: 茨城県常陸大宮市富岡字河原前1543の1（国道293号交点＝富岡橋東交差点）
総延長: 8.788 km
重用延長: なし
未供用延長: なし
実延長: 8.788 km
自動車交通不能区間延長: なし

この県道は、起点で国道118号と接続し、終点では国道293号と交わります。総延長は約8.8kmで、全線が供用されています。

歴史

この路線の歴史は古く、前身となる道路は1920年（大正9年）に山方太田線として認定されました。その後、1959年（昭和34年）に県道山方大宮線として正式に路線認定されました。当時の道路区域は、那珂郡山方町から那珂郡大宮町を結ぶものでした。その後、平成の大合併により大宮町が常陸大宮市となったため、2005年（平成17年）に現在の県道山方常陸大宮線に名称が変更されました。

年表

1920年（大正9年）4月1日：山方太田線が路線認定。
1959年（昭和34年）10月14日：県道山方大宮線として路線認定（図面対照番号156）。道路区域は、那珂郡山方町から那珂郡大宮町まで。
1964年（昭和39年）7月3日：車両制限令に基づく指定を受ける（路線対象番号156 山方大宮線）。
1973年（昭和48年）11月20日：久慈川に架かる小貫橋が開通。
1974年（昭和49年）3月29日：国道293号の富岡橋架け替えに伴い、路線が129m延長され、富岡橋東交差点が終点となる。
1995年（平成7年）3月30日：整理番号が214から165に変更。
2005年（平成17年）4月1日：路線名称が山方常陸大宮線に変更。
2013年（平成25年）
3月26日：起点付近の道路改良バイパス路が供用開始。
12月19日：旧起点付近の旧道区間が指定解除。
2016年（平成28年）5月23日：常陸大宮市小貫 - 同市照山までの狭隘区間（1.7km）の拡幅改良が決定。
2021年（令和3年）11月11日：常陸大宮市照山 - 同市辰ノ口の拡幅改良（711m）が決定。

道路施設

小貫橋: 久慈川に架かる橋で、常陸大宮市山方と小貫を結んでいます。

地理

この県道が通過する自治体は、常陸大宮市のみです。

交差する道路

茨城県道167号富岡玉造常陸太田線

沿線

沿線には、久慈川をはじめ、以下の施設や名所があります。

久慈川
辰ノ口堰
辰ノ口親水公園
世喜簡易郵便局
塩原農村集落センター
小倉公民館

その他

この県道は、地域住民の日常生活に欠かせない道路であり、沿線の豊かな自然と調和しながら、人々の移動と交流を支えています。

脚注

注釈

特になし

出典

茨城県土木部『茨城県道路現況調書 令和2年3月1日現在』

参考文献

特になし

関連項目

茨城県の県道一覧

外部リンク

茨城県土木部
* 常陸大宮土木事務所（道路の管理事務所）

もう一度検索