茨城県道171号石川袴塚線

茨城県道171号石川袴塚線は、茨城県水戸市に位置する、全長約1.5kmの一般県道です。水戸市新原の国道50号（新原三差路）を起点とし、水戸市袴塚1丁目の国道118号（袴塚1丁目交差点）を結んでいます。県道としては比較的短い路線ですが、水戸市赤塚・石川方面から市街地を抜け、茨城大学や国道118号方面へ向かうための重要な幹線道路としての役割を担っています。

全線が対向2車線（片側1車線）で整備されており、交通量が非常に多いのが特徴です。特に起点となる国道50号の新原三差路は、日常的に渋滞が発生しやすい箇所として知られています。また、茨城大学前から赤塚駅、水戸駅方面へ向かう路線バスも、この県道を経由しています。

沿線は水戸市の市街地が連続しており、新原、西原、曙町、上水戸、袴塚といった地域を通過します。これらの地域は住宅地や商業施設が混在しており、生活道路としての利用も多いです。

路線データ

起点：茨城県水戸市新原1丁目（国道50号交点、新原三差路）
終点：茨城県水戸市袴塚1丁目（国道118号交点、袴塚1丁目交差点）
総延長：1.516 km
重用延長：なし
未供用延長：なし
実延長：1.516 km
自動車交通不能区間延長：なし

歴史

この県道の歴史は、1959年（昭和34年）10月14日に、県道石川袴塚線として路線認定されたことに始まります。当時の起点は水戸市石川町、終点は水戸市袴塚町でした。その後、1995年（平成7年）に整理番号が171に変更され、現在に至ります。

それ以前には、1920年（大正9年）に渡里赤塚停車塲線という路線が前身として存在していました。1959年の路線認定時には、水戸市石川町の二級国道前橋水戸線（現在の国道50号）分岐点から、水戸市袴塚町の主要地方道水戸烏山線（現在の国道118号・123号）交点までが道路区域として決定されました。また、1969年（昭和44年）には、水戸市西原町字山根地内の狭隘路（最小幅員4.0m、延長180m）が道路改良されています。

年表

1920年（大正9年）4月1日：渡里赤塚停車塲線が路線認定
1959年（昭和34年）10月14日：県道石川袴塚線として路線認定（図面対照番号169）。
1969年（昭和44年）9月4日：水戸市西原町字山根地内の狭隘路が道路改良。
1995年（平成7年）3月30日：整理番号が226から171に変更。

地理

この県道が通過する自治体は、茨城県水戸市のみです。

交差する道路

国道50号（水戸市新原1丁目）
国道118号（水戸市袴塚1丁目）

周辺施設

沿線には、本行寺（上水戸4丁目）などの寺院があります。

参考文献

茨城県土木部『茨城県道路現況調書 令和2年3月1日現在』

関連項目

茨城県の県道一覧

外部リンク

茨城県土木部
* 水戸土木事務所（道路の管理事務所）

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