茨城県道175号塩ヶ崎茨城線

概要

茨城県道175号塩ヶ崎茨城線は、水戸市塩崎町の国道51号交差点（塩崎交差点）を起点とし、東茨城郡茨城町長岡の県道50号水戸神栖線交差点（前田団地入口交差点）を終点とする、総延長12.4kmの県道です。この路線は、水戸市南東部から茨城町北東部を東西に横断しており、主な通過地として水戸市大場町、茨城町大字若宮、大字上石崎などが挙げられます。

起点の塩崎交差点から長岡十字路までの11.9kmは、茨城県道40号内原塩崎線と重複しており、実質的な単独区間は長岡十字路から終点までのわずか0.5kmに過ぎません。バイパス道路などは存在せず、既存の道路がそのまま利用されています。

歴史的には、常澄村を経由して国道51号と国道6号（旧道）を結ぶ幹線道路として、1959年に県道として認定されました。現在も水戸市南部と茨城町方面を結ぶ重要な交通路としての役割を担っています。

路線データ

起点: 水戸市塩崎町（国道51号・国道245号交点、塩崎交差点）
終点: 東茨城郡茨城町長岡字巾木免（茨城県道50号水戸神栖線交点、前田団地入口交差点）
総延長: 12.443 km
重用延長: 11.942 km
未供用延長: なし
実延長: 0.501 km
自動車交通不能区間延長: なし

歴史

1959年（昭和34年）10月14日に、県道塩ヶ崎茨城線として路線認定されました。当初は、東茨城郡常澄村大字塩ヶ崎を起点とし、東茨城郡茨城町を終点とする区間でした。

1995年（平成7年）に、整理番号が175に変更され、現在に至っています。

年表

1959年（昭和34年）10月14日: 路線認定（図面対照番号174）。道路の区域は、東茨城郡常澄村大字塩ヶ崎の二級国道千葉水戸線（現、国道51号）分岐から東茨城郡茨城町大字長岡の一級国道六号線（旧国道6号、現在は県道水戸神栖線にあたる）交点までと決定。
1964年（昭和39年）9月21日: 終点を茨城町大字長岡字坂下から長岡字巾木免に変更し、旧1級国道6号線の一部（長岡十字路 - 前田団地入口：502m）を県道塩ヶ崎茨城線の区域に編入。
1969年（昭和44年）8月28日: 車両制限令に基づき、指定区間を「一般国道51号線分岐点から一般国道6号線交点まで」と表記変更。
1995年（平成7年）3月30日: 整理番号が231から現在の175に変更。

路線状況

路線の大部分が県道40号内原塩崎線との重複区間であり、単独区間は終点付近の500m程度です。

重複区間

茨城県道40号内原塩崎線（水戸市塩崎町の国道51号・国道245号交点 - 東茨城郡茨城町長岡の県道長岡水戸線交点まで）

地理

通過する自治体

茨城県
水戸市
東茨城郡茨城町

交差・接続する道路（重複区間は除く）

茨城県道180号長岡水戸線（東茨城郡茨城町長岡）
国道6号水戸バイパス（東茨城郡茨城町長岡）

脚注

注釈

（特になし）

出典

（参考文献に記載）

参考文献

茨城県土木部『茨城県道路現況調書 令和2年3月1日現在』

関連項目

* 茨城県の県道一覧

もう一度検索