茨城県道176号中根平磯磯崎線

茨城県道176号中根平磯磯崎線

茨城県道176号中根平磯磯崎線は、茨城県ひたちなか市内を通る一般県道です。この道路は、市の内陸部である中根地区から海岸沿いの磯崎港へと至る、地域を東西に結ぶ重要な役割を担っています。

概要

この県道は、ひたちなか市中根の茨城県道351号馬渡水戸線から分岐し、東へ進みます。平磯町を通過後、終点である磯崎港へと接続します。経路の途中、部田野交差点で国道245号と交差します。起点と終点付近は他の県道との重複区間が多く、単独区間は十三奉行から平磯町までの約3.4kmに限られます。

路線データ

起点：茨城県ひたちなか市中根字荒谷1917‐1番地先（茨城県道63号水戸勝田那珂湊線・茨城県道351号馬渡水戸線交点）
終点：茨城県ひたちなか市磯崎町（茨城県道265号磯崎港線交点）
総延長：3.344 km
重複延長：なし
未供用延長：なし
実延長：3.344 km
自動車交通不能区間延長：なし

歴史

1959年（昭和34年）10月14日に、県道中根平磯磯崎線として路線認定されました。当初は勝田市大字中根を起点とし、那珂湊市磯崎町を終点とする区間でした。1995年（平成7年）に整理番号が176に変更され、現在に至ります。

年表

1959年（昭和34年）10月14日：路線認定（図面対照番号176）。勝田市大字中根から那珂湊市磯崎町までの区間が決定。
1964年（昭和39年）7月3日：車両制限令に基づく指定を受ける（路線対象番号179）。
1989年（平成元年）12月4日：那珂湊市部田野（現・山崎） - 十三奉行交差点間が4車線化。
1990年（平成2年）3月8日：勝田市大字中根 - 那珂湊市大字部田野の区間が改良され供用開始。
1995年（平成7年）3月30日：整理番号が236から176に変更。

路線状況

ひたちなか市西十三奉行から同市平磯町までの区間は、緊急輸送道路として指定されており、災害時の被害拡大防止のため、道路用地内への電柱設置が制限されています。これは、緊急時の道路機能維持を目的とした措置です。

重複区間

この県道は、以下の県道と重複する区間があります。

茨城県道63号水戸勝田那珂湊線：ひたちなか市中根の県道351号分岐 - 同市部田野の国道245号・県道108号の部田野交差点（約1.4km）
茨城県道108号那珂湊大洗線：ひたちなか市部田野・部田野交差点 - 同市十三奉行の分岐（約1.9km）
茨城県道265号磯崎港線：ひたちなか市部田野・部田野交差点 - 同市西十三奉行・十三奉行交差点（1.253km）
茨城県道6号水戸那珂湊線：ひたちなか市平磯町の交点 - 同市磯崎町の県道265号の交点（約2.9km）

地理

通過する自治体

ひたちなか市

交差する道路

国道245号（ひたちなか市部田野）
茨城県道265号磯崎港線（ひたちなか市西十三奉行・磯崎町）
茨城県道108号那珂湊大洗線（ひたちなか市十三奉行）

脚注

注釈

特になし。

出典

茨城県土木部『茨城県道路現況調書 令和2年3月1日現在』

参考文献

茨城県土木部『茨城県道路現況調書 令和2年3月1日現在』

関連項目

* 茨城県の県道一覧

この道路は、地域住民の生活や経済活動を支える重要なインフラとして、日々利用されています。沿線には住宅地や商業施設も点在し、地域社会にとって欠かせない存在です。

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