茨城県道246号錫高野石塚線

茨城県道246号錫高野石塚線

茨城県道246号錫高野石塚線は、茨城県東茨城郡城里町に位置する、錫高野を起点とし石塚を終点とする主要地方道です。この道路は、城里町の丘陵地帯から八溝山地鶏足山塊の北部にかけての、起伏に富んだ地形を縫うように走っています。

路線概要

この県道は、起点である城里町錫高野2659番地先（茨城県道39号笠間緒川線との交点）から、終点である城里町石塚1196番1地先（茨城県道52号石岡城里線・茨城県道61号日立笠間線との交点）までを結んでいます。総延長は10.255kmで、そのうち実延長は10.246kmです。重用延長はごくわずかであり、未供用区間や自動車交通不能区間は存在しません。

歴史

この道路は、1984年（昭和59年）2月9日に、既存の町道や村道を統合し、県道として昇格しました。当初は、県道錫高野石塚線（整理番号409）として認定され、起点は東茨城郡桂村大字錫高野、終点は東茨城郡常北町大字石塚とされていました。その後、1995年（平成7年）に現在の整理番号246に変更されています。路線認定当初から、一部区間に最小幅員3.5mの隘路が存在するなど、道路事情は良好とは言えませんでした。そのため、2000年代以降、道路改良工事が進められています。

年表

1984年（昭和59年）2月9日：県道錫高野石塚線（整理番号409）として県道に認定。
道路の区域は、東茨城郡桂村大字錫高野（県道笠間緒川線交点）から同郡常北町大字石塚（県道笠間常陸太田線交点）までの10.414km区間と決定されました。
1995年（平成7年）3月30日：整理番号が409から現在の246に変更されました。
2003年（平成15年）3月17日：東茨城郡桂村大字錫高野から大字高久までの現道約1.5kmが2車線に拡幅されました。
2008年（平成20年）1月21日：東茨城郡城里町大字錫高野から大字高久までの旧道（計606m）が県道指定を解除され、城里町道に降格しました。

道路施設

関谷橋（桂川、東茨城郡城里町大字錫高野）
境橋（江川、東茨城郡城里町大字上圷）

地理

この道路は、城里町の丘陵地から八溝山地鶏足山塊北部を通り、起伏に富んだ地形を特徴としています。標高は、起点である石塚側が低く、終点の錫高野側が高くなっており、その標高差は約20mから210mに及びます。錫高野の最高地点には、「こまねぎ峠」と呼ばれる峠があります。

通過する自治体

茨城県
東茨城郡城里町

交差する道路

茨城県道112号阿波山徳蔵線（東茨城郡城里町錫高野）

脚注

注釈

（特になし）

出典

（特になし）

参考文献

[茨城県]]土木部『茨城県道路現況調書 令和2年3月1日現在』(レポート) 茨城県。 [https://www.pref.ibaraki.jp/doboku/doiji/kanri/08date/documents/genkyou_20200331.pdf

関連項目

* 茨城県の県道一覧

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