茨城県道251号守谷藤代線

茨城県道251号守谷藤代線について

茨城県道251号守谷藤代線は、茨城県守谷市本町を起点とし、取手市藤代に至る全長約13kmの一般県道です。この道路は、守谷市と取手市を結ぶ重要な幹線道路としての役割を担っています。

路線の特徴

守谷市本町の乙子交差点から取手市戸頭までは国道294号と重複しており、単独区間は取手市内のみとなります。取手市内では、戸頭で国道294号から分岐し、小貝川右岸沿いを下高井、山王、神住、椚木を経由して藤代に至ります。このルートは、地域の生活道路としての役割も果たしており、沿線には住宅地や商業施設が点在しています。

路線データ

起点：茨城県守谷市本町3489番1地先（国道294号交点＝乙子交差点）
終点：茨城県取手市藤代字蔵前624番7地先（茨城県道208号長沖藤代線交点＝藤代庁舎東交差点）
総延長：11.553 km
重用延長：1.082 km
実延長：10.471 km

道路の幅員については、取手市上高井から下高井にかけての区間で18m（車道部6.0m/2車線）に改良されています。

歴史

この道路は、1994年（平成6年）に一般県道守谷藤代線として路線認定されました。もともとは県道藤代板戸井岩井線の一部でしたが、主要地方道取手豊岡線への昇格に伴い、残存区間が新たな路線として再編されました。1995年には整理番号が251に変更され、現在に至っています。

年表

1994年（平成6年）4月1日：守谷藤代線（整理番号424）として県道路線認定
1995年（平成7年）3月30日：整理番号424から現在の番号（整理番号251）に変更
1997年（平成9年）10月16日：藤代町地内の一部区間が電線共同溝を整備すべき道路に指定
1998年（平成10年）8月3日：藤代町内のバイパスの一部が開通
2001年（平成13年）12月3日：藤代町内の旧道区間の路線指定が解除
2004年（平成16年）1月13日：取手市内のバイパス新設区間の道路区域が決定
2009年（平成21年）4月20日：土地区画整理事業に伴い、取手市下高井の新道の一部を供用開始
2011年（平成23年）2月28日：土地区画整理事業に伴い、取手市下高井地内の新ルートを供用開始
2017年（平成29年）2月14日：取手市上高井の新道が開通
2018年（平成30年）3月22日：取手市椚木-藤代の旧道が指定解除、取手市へ移管
2022年（令和4年）1月17日：取手市下高井地内のバイパスの一部区間を供用開始
2022年（令和4年）8月8日：取手市下高井地内のバイパスの未供用区間の供用開始に伴い、バイパス区間が開通
2023年（令和5年）3月22日：取手市上高井-下高井のバイパスの一部を供用開始

路線状況

この道路では、取手市ゆめみの団地から守谷市みずき野団地を結ぶバイパス道路の整備が進められています。現道の拡幅とバイパスの建設により、交通の円滑化が図られています。特に、狭隘で歩道のない区間や屈曲した区間が改良され、安全性が向上しました。2022年8月にはバイパス区間が開通し、旧道と新道が併存する形となっています。また、取手市山王から藤代庁舎東交差点の間は、災害時の緊急輸送道路として電柱の設置が制限されています。

地理

この道路が通過する自治体は、茨城県内の守谷市と取手市です。

交差する道路

茨城県道47号守谷流山線・国道294号（起点・守谷市乙子交差点）
茨城県道328号谷井田稲戸井停車場線（取手市上高井）
茨城県道130号常総取手線（取手市和田）
茨城県道19号取手つくば線（取手市山王）
国道6号藤代バイパス（取手市藤代・藤代交差点）
茨城県道210号谷田部藤代線（取手市藤代）

まとめ

茨城県道251号守谷藤代線は、守谷市と取手市を結ぶ重要な道路であり、地域住民の生活や経済活動を支える上で欠かせない存在です。バイパス整備や道路改良によって、交通の円滑化や安全性の向上も図られており、今後も地域の発展に貢献していくことが期待されます。

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