茨城県道338号常陸小川停車場線

茨城県道338号常陸小川停車場線について

茨城県道338号常陸小川停車場線は、茨城県小美玉市田木谷から同市小川を結んでいた、全長283mの短い県道でした。この道路は、かつて存在した鹿島鉄道線の常陸小川駅と接続しており、駅へのアクセス道路としての役割を担っていました。

路線概要

起点: 小美玉市田木谷（旧常陸小川駅）
終点: 小美玉市小川（茨城県道144号紅葉石岡線交点）
距離: 283m

この短い区間ではありましたが、地域住民にとっては重要な生活道路でした。しかし、鹿島鉄道線の廃止に伴い、その役割を終え、県道自体も廃止されることとなりました。

歴史

この道路の歴史は、鹿島鉄道常陸小川駅の開業と深く結びついています。

1924年（大正13年）6月8日: 常陸小川駅が開業しました。
1928年（昭和3年）3月1日: 小川停車場線として、県道の前身となる路線が認定されました。
1959年（昭和34年）10月14日: 常陸小川停車場線として、正式に県道として認定されました。当時の路線は、新治郡玉里村大字上玉里の常陸小川停車場を起点とし、同じく新治郡玉里村大字上玉里の県道紅葉石岡線交点を終点とする区間でした。
1995年（平成7年）: 整理番号が261から338に変更されました。
2007年（平成19年）4月1日: 鹿島鉄道常陸小川駅が廃止されました。しかし、県道自体はその後も約1年間存続しました。
2008年（平成20年）4月17日: 常陸小川停車場線は、路線廃止となりました。

年表

年月日	出来事
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1924年6月8日	常陸小川駅が開業
1928年3月1日	小川停車場線が路線認定
1959年10月14日	常陸小川停車場線が路線認定、区間が決定
1995年3月30日	整理番号が261から338に変更
2007年4月1日	常陸小川駅が廃止
2008年4月17日	常陸小川停車場線が路線廃止

地理

この県道は、茨城県小美玉市内のみを通過していました。

通過する自治体: 茨城県小美玉市

交差する道路と沿線

交差する道路: 国道355号
沿線: 鹿島鉄道線常陸小川駅（廃止）

まとめ

茨城県道338号常陸小川停車場線は、鉄道駅と接続する短い県道でしたが、地域の歴史と密接に関わっていました。その廃止は、時代の変化と交通網の変化を象徴する出来事と言えるでしょう。この道路の短い歴史は、地域の人々の記憶に残り続けることでしょう。

関連項目

* 茨城県の県道一覧

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