茨城県道341号鉾田停車場線

茨城県道341号鉾田停車場線について

茨城県道341号鉾田停車場線は、茨城県鉾田市内に位置していた県道です。その名の通り、かつては鹿島鉄道の鉾田駅への接続を目的とした路線でした。しかし、鹿島鉄道の廃線と共に鉾田駅が廃止されたため、この県道もその役目を終え、2008年に廃止されました。

概要

この県道は、鹿島鉄道鉾田駅前から鉾田市街地を通り、鉾田川付近で主要地方道である水戸鉾田佐原線に接続していました。廃止される1ヶ月前までは、茨城県道8号小川鉾田線の延長線上にある単独路線として存在していました。鉾田市街地内の旧道である小川鉾田線よりも、本路線の方が道幅が広く、2車線が確保されていたため、道路状況は良好でした。しかし、廃止直前の約20日間は、主要地方道小川鉾田線と全線重複する区間となっていました。

路線データ

起点: 鉾田市鉾田（廃止された鉾田駅）
終点: 鉾田市鉾田（茨城県道2号水戸鉾田佐原線・茨城県道8号小川鉾田線交点）
距離: 0.448km

歴史

1959年10月14日、茨城県は、鹿島郡鉾田町大字鉾田の鉾田停車場を起点とし、県道水戸鉾田佐原線交点を終点とする区間を、新たな県道として「鉾田停車場線」と認定しました。1995年には整理番号が341に変更されました。しかし、2007年に鹿島鉄道鉾田駅が廃止されたため、その約1年後、2008年4月17日にこの路線も廃止されました。

年表

1929年5月16日：鉾田駅が開業。
1939年8月28日：鉾田停車場線の前身である汲上鉾田停車場線が路線認定。
1959年10月14日：鉾田停車場線が路線認定。道路の区域は、鉾田停車場から主要地方道水戸鉾田佐原線交点までと決定。
1995年3月30日：整理番号が245から341に変更。
2007年4月1日：鉾田駅が廃止。
2008年3月27日：路線の全域が主要地方道小川鉾田線に編入され、同県道との重複路線となる。
2008年4月17日：鉾田停車場線が路線廃止。

路線状況

重複区間

全区間が茨城県道8号小川鉾田線と重複（2008年3月27日 - 4月16日）

地理

通過する自治体

茨城県鉾田市

交差する道路

茨城県道8号小川鉾田線（鉾田市鉾田）

関連項目

茨城県の県道一覧

この短い県道は、かつて地域の交通を支える重要な役割を果たしていましたが、時代の流れと共にその姿を消しました。

もう一度検索