茨城県道355号東楢戸真瀬線

茨城県道355号東楢戸真瀬線

茨城県道355号東楢戸真瀬線は、茨城県つくばみらい市東楢戸を起点とし、つくば市真瀬に至る、全長約1.5kmの県道です。この道路は、都市計画道路「東楢戸台線」の一部を構成しており、つくばみらい市とつくば市を結ぶ重要な交通路としての役割を担っています。2024年7月に全線が開通しましたが、その一部は市道として整備されており、県道としては認定されていない区間も存在します。

概要

起点: 茨城県つくばみらい市東楢戸字小目作177番3地先（陽光台4丁目南交差点）
終点: 茨城県つくば市真瀬字西原1513番80（真瀬入口交差点）
総延長: 1.580 km
重用延長: 0.052 km
実延長: 1.528 km

歴史

この道路の整備は、合併市町村幹線道路緊急整備支援事業を活用し、つくばみらい市の都市開発と、つくば市との広域的な交通ネットワーク形成を目的として進められました。

1995年（平成7年）8月24日: 茨城県が、筑波郡谷和原村大字東楢戸を起点、つくば市大字真瀬を終点とする区間を、県道東楢戸真瀬線として路線認定しました。
2005年（平成17年）: 道路の区域の一部が決定し、同年には一部区間が開通しました。
2017年（平成29年）1月23日: つくばみらい市田村から同市台までの区間が開通しましたが、この区間は市道として整備されたため、県道には含まれません。
2022年（令和4年）2月28日: つくばみらい市台 - つくば市真瀬の区間が道路区域に追加されました。
2024年（令和6年）7月10日: つくばみらい市台 - つくば市真瀬の区間が開通し、都市計画道路東楢戸台線が全線供用開始となりました。

路線状況

道路法に基づき、以下の区間は緊急輸送道路として指定されており、災害時の被害拡大を防ぐため、電柱の新規建設が制限されています。

つくばみらい市陽光台四丁目（県道野田牛久線交差：陽光台4丁目交差点） - つくばみらい市富士見ヶ丘一丁目（つくばみらい市道交差）

道路施設

天王原橋: つくばみらい市紫峰ヶ丘 - 同市富士見ヶ丘

地理

通過する自治体

茨城県
つくばみらい市
つくば市

交差する道路

茨城県道・栃木県道45号つくば真岡線バイパス（つくば市真瀬入口交差点）
国道354号バイパス（つくば市真瀬入口交差点）
茨城県道133号赤浜谷田部線（つくばみらい市台）
茨城県道・千葉県道3号つくば野田線（つくばみらい市陽光台四丁目北部で交差）
千葉県道・茨城県道46号野田牛久線バイパス（つくばみらい市陽光台四丁目南部で接続）

まとめ

茨城県道355号東楢戸真瀬線は、つくばみらい市とつくば市を結ぶ重要な道路であり、地域の発展と住民の生活を支える基盤となっています。全線開通により、両市間のアクセスが向上し、緊急時の輸送路としての役割も期待されています。また、都市計画道路東楢戸台線の一部として、今後の発展が期待される路線です。

もう一度検索