茨城県道69号北茨城インター線

茨城県道69号北茨城インター線について

茨城県道69号北茨城インター線は、茨城県北茨城市内を通る主要地方道で、常磐自動車道北茨城インターチェンジ（IC）へのアクセス道路として重要な役割を果たしています。この道路は、北茨城市磯原町豊田を起点とし、華川町下相田に至る、全長約2.5kmの路線です。

路線概要

起点：北茨城市磯原町豊田（茨城県道22号北茨城大子線分岐）
終点：北茨城市磯原町中妻（茨城県道10号日立いわき線交点）
総延長：2.548 km

この路線は、北茨城ICへのアクセスを提供するだけでなく、地域住民の生活道路としても機能しています。道路は平坦で、田園地帯と住宅地が混在するエリアを結んでいます。

歴史

1994年（平成6年）4月1日に、北茨城ICへの接続を目的として、主要地方道北茨城インター線が路線認定されました。この路線は、それまで存在した茨城県道153号水沼磯原線の一部区間を主要地方道に格上げしたものです。

1988年（昭和63年）3月29日：常磐自動車道北茨城ICが開通。
1993年（平成5年）5月11日：県道水沼磯原線の一部が、北茨城インター線として主要地方道に指定。
1994年（平成6年）4月1日：北茨城インター線が県道路線として認定（整理番号85）。
1995年（平成7年）3月30日：整理番号が69に変更。
2000年（平成12年）4月1日：全区間が車両の最大重量限度25トンの道路に指定。
2002年（平成14年）4月1日：新道ルートも最大重量限度25トンの道路に指定。
2010年（平成22年）3月25日：旧道の一部区間が市道に降格。
2019年（令和元年）7月31日：全線が車両の高さ制限4.1mの道路、および国際コンテナ車の重量・長さ上限引き上げ道路に指定。

路線状況

起点の北茨城IC入口交差点から、沿線の田園地帯をややカーブしながら進み、十字路交差点を左折します。その後、常磐自動車道の下をくぐり、中妻小学校の横を直進すると、終点の茨城県道10号日立いわき線との交差点に接続します。道路は、緊急輸送道路として、災害時の被害拡大防止のため、道路用地内への電柱設置が制限されています。

重複区間

茨城県道153号水沼磯原線が全線にわたって重複しています。

地理

路線は北茨城台地に位置しており、全体的に平坦な地形です。華川町臼場を経由するため、路線全体の形状はL字型をしています。北茨城IC周辺は田園風景が広がり、終点付近には中妻小学校などの住宅地があります。

通過する自治体

北茨城市

交差する道路

茨城県道22号北茨城大子線（起点）
E6常磐自動車道（北茨城IC）
茨城県道10号日立いわき線（終点）

沿線施設

北茨城IC
北茨城市立中妻小学校

参考文献

茨城県土木部『茨城県道路現況調書 令和2年3月1日現在』

外部リンク

* 茨城県土木部高萩工事事務所（道路管理者）

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