茨木市消防本部

茨木市消防本部

茨木市消防本部は、大阪府茨木市全域を管轄する消防機関です。市民の生命、身体、財産を火災や災害から守ることを使命とし、消防署と各分署を拠点に活動を展開しています。

概要

所在地：茨木市東中条町2-13
管轄面積：76.49km2
職員定数：280人
組織：消防本部 - 総務課、警備課、予防課。消防署 - 警防第一課、警防第二課
消防署：1ヶ所
分署：7ヶ所

主力機械 (2022年4月1日現在)

普通消防ポンプ自動車：2
水槽付消防ポンプ自動車：13（うち圧縮空気泡消火装置付ポンプ自動車6台）
はしご付消防自動車：2
化学消防自動車：1
水槽車：1
高規格救急車：10（うち2台は代車）
救助工作車：2
照明車：1
指揮車：1
広報車：2
支援車：1
原因調査車：1
災害用資機材搬送車：2
資機材運送車：8
連絡車：2
消防機動二輪車：3
災害対応小型自動二輪車：4

年表

1948年：茨木市消防本部・茨木市消防署を設置
1963年：救急業務を開始
1965年：西分署を開設
1973年：消防本部庁舎を現在地に移転、北分署を開設
1981年：茨木市消防音楽隊が発足
1982年：白川分署を開設
1985年：山手台分署を開設
1994年：高規格救急自動車を本署に配備
2001年：消防本部公式Webサイトを開設
2007年：環境マネジメントシステム「ISO14001」を取得
2012年：西河原分署に高度救助隊「スーパーレスキューシールド」を設置
2016年：山手台分署に特別救助隊「スペシャルレスキューアームズ」を設置
2019年：白川分署にて不祥事が発覚
2024年：能登半島地震に緊急消防援助隊を派遣

緊急消防援助隊

茨木市消防本部に配備されている高度救助隊「スーパーレスキューシールド」と特別救助隊「スペシャルレスキューアームズ」は、大規模災害発生時に被災地へ派遣される緊急消防援助隊に登録されています。

派遣実績のある災害

平成16年台風第23号豊岡市水災害
東日本大震災
熊本地震
平成30年7月豪雨
能登半島地震 (2024年)

不祥事

2019年、白川分署に所属する消防司令補ら3名による、部下へのいじめ・暴行事件が発生しました。この事件を受け、3名は懲戒免職となり、消防長を含む幹部職員も処分される事態となりました。また、全職員を対象としたアンケート調査の結果、パワハラ被害の訴えが多数寄せられました。

2020年には、別の男性消防司令補が同僚へのセクハラ行為で停職処分を受けています。

茨木市消防本部は、これらの不祥事を教訓に、再発防止策を徹底し、信頼回復に努めています。

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