茨木市立南中学校

茨木市立南中学校

大阪府茨木市若園町にある公立中学校、茨木市立南中学校（いばらきしりつ みなみちゅうがっこう）は、「南中」の通称で広く知られています。

概要

本校は、かつて校区内において大規模な住宅開発が進められたことに伴い、生徒数が急激に増加しました。その結果、茨木市内でも特に生徒数の多い大規模校、いわゆる「マンモス校」として知られるようになりました。生徒数の増加に対応し、学校施設の環境整備にも力を入れており、特にバリアフリー化には積極的に取り組んでいます。茨木市内の学校としては比較的早い段階でエレベーターの設置やスロープの取り付け工事が行われました。また、施設の安全性を確保するため、2002年には校舎の耐震改修工事が完了しています。

沿革

茨木市立南中学校は、1967年に茨木市立養精中学校から分離・独立して開校しました。開校当初は、現在の校舎が完成するまで、養精中学校の敷地内に仮設の校舎（分教場）を設けて授業を行っていました。新しい校舎が現在地に竣工したことで、正式な移転が完了しました。

沿革の主な節目は以下の通りです。

1967年2月22日：茨木市議会において、茨木市立南中学校の設置と通学区域が定められました。
1967年3月31日：校地が茨木市大字真砂243番地の1（現在の所在地）に決定されました。
1967年4月1日：茨木市立南中学校として開校。養精中学校内に仮校舎を設置して教育活動を開始しました。
1968年8月26日：現在地に新たな校舎が竣工し、仮校舎から移転しました。
1968年9月1日：校舎の竣工式が執り行われ、校章が制定されました。
1969年4月25日：校歌が制定されました。この日は学校の創立記念日と定められています。
1977年6月1日：生徒数の増加に対応するため、茨木市立天王中学校が本校から分離して新設されました。
2002年7月1日：東棟の耐震改修工事が実施され、同時にエレベーターが設置されました。

通学区域

本校の通学区域は、主に以下の小学校の校区の大半を含んでいます。

茨木市立玉櫛小学校
茨木市立水尾小学校
* 茨木市立葦原小学校

著名な出身者

本校はこれまでに様々な分野で活躍する卒業生を輩出しており、中でもサッカー審判員として著名な松尾一氏も本校の出身者です。

交通アクセス

最寄りの駅は、阪急京都線および大阪モノレールの南茨木駅です。南茨木駅からは、東へおよそ1.8キロメートルの距離に位置しています。

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